元日の夜、宴会もお開きになり、TVを入れると東京MXの
西部ゼミナールが面白そうだったので、見てみた。
「今後の日本国家はどうあるべきか」をテーマに掲げ、
若手論客、言わずと知れた中野剛志京大准教授
政治理論、哲学の九大准教授施光恒・政治社会思想が
専門の滋賀大学准教授柴山桂の面々・・・
やはり痛快だったし、目からウロコも利権、利権と目の敵にする
人々はアメリカやヨーロッパの高級官吏、政治家がどれほどの
既得権益を得ているのか知っているのか?そんなクリーンな理想的な
政治があり得るか?等、本当に胸のすく思いだった
ガキなマスはこういう混沌とした時代には「叩き潰す!」等の過激な
発言をする人物が抜本的な改革をしてくれるだろうと安易な希望を
持つと。「抜本的な」という言葉がすでに安易であり、今ある制度などを
覆す行為は一番混乱を深め、おそらくその責任を取るときには
その急進派はもうそこのポジションにはいないだろうなどなど。
面白かったのはそのような大衆に受けるパフォーマンスで支持されている
人々は、高度成長時代に良いポジションにいた人、バブルの恩恵を受けた世代
等という視点が興味深かった。それを支持する人々も団塊の世代以上に案外
多いと。イケイケの体験しかないので、ド派手な事を打ち上げて、
混乱をなおさら深め、納め方を知らない人々。
こういう時代こそ痛みを最小限に抑える処方箋を書ける人が、きちんとその責務を
遂行することこそが大事という意見にはなるほど・・と思った
外圧でしか改革できない国のトップはその外圧を与えている国がその
グローバルな資本主義の舵をどう取っていいのかわからなくなっているのだものね。
昨年末、TVのある特集で「関門海鮮本舗」のふぐのフルコースが4人前9980円!
と大変お得らしく、夫がすぐにお正月に食べようと言うことで、注文した。
で、来たものは・・・
テッチリ用のアラや生肉、白子(これだけはとらふぐではないらしい)
ふぐのお造り。これにひれ酒用のヒレとふぐのつみれなどがついていた。
冷凍です。以前、下関からふぐを送ってもらった事が何度かあるが、
その4人前と比べると・・・
下が以前のふぐ刺しのお皿。かーなり違います価格が価格だけに
今回はプラスチックのお皿。仕方ないか・・・冷凍の為、やはり食感や
甘さが弱い。
養殖はお刺身はどうにか食べられても、お鍋にすると天然との差が歴然。
それにまあ、この価格なので期待していなかったけれど、アラの部分が
かなり量が十分だったので、意外にもふぐの香りもあり、この価格なら
全然ありかも!
このクチバシの部分もしっかり4個も入っていて、コラーゲンがたっぷりの
プリプリ感 もちろんおじやも美味しかった
梱包を開けた時は冷凍なので見た目のテンションは下がったけれど、
お値段以上かも 白子はもともととらふぐとそれ以外のふぐの差が
私には判別し難かったので、今回の白子も量も十分で美味しく頂けました
年末に忘年会で天然ふぐのフルコースを食べた夫もお鍋はまったく
遜色がないとの見解でした。