Y's クロニクル

旅行等の一生思い出に残る事から日々の小さな出来事まで少しずつクロニクルに残せたら・・・と思っています。

ミケランジェロ広場まで行ってみた。

2012-01-17 08:10:43 | 冬のフィレンツェ旅行

完璧な準備の下に運ばないのがウチのいつもの旅行。
今回もご多分に漏れず、成田で気がついたり、スキポールで気がついた
忘れ物があった
いつもより少し多い・・・それは私が年末にインフルエンザもどきに罹り、
治ったと思ったら、お正月過ぎに今度は喉が痛くなり、咳が出る風邪にも
罹ってしまいボーッとし続けたせいだろうこの咳は、フィレンツェの陽も落ちて
寒くなると悪化し、夜には咳に悩まされ、朝起きると声が出ないという結果に
悩まされた

まず、最寄りの地下鉄駅でウチのケムちゃんを忘れてきたのを思い出した
いつも一緒に旅行に行くのに。お洋服まで冬用に替えたのに
で、飛行機に乗って気がついたのは旅行のガイドブックを誰も持っていないという
事実唯一救いは、雑誌の付録のフィレンツェ地図がトランクに入っているという事。
しかしこれには、雑誌お勧めのお店は載っていても、観光名所はひとつもなーい
私はRに朝「ガイドブック入れといてよ!」と言ったのにあいつはブツブツいって
入れなかったのだ大事な大事な「フィレンツェ美食ガイド」も忘れた~。
後はネットで目星をつけプリントした物だけ・・・

スキポールでは妹から頼まれた化粧品を買うためにユーロを託されていたのだけれど、
直接、私にではなく、妹はお嬢に渡していたらしく、まあ、いろいろあって
化粧品を買ってから、そのユーロを持ってきていないと判明
カードがあるからいいけどさ。基本、旅行はパスポートとEチケットと現金・カードがあればOKなーんて呑気に家を出た我々がバカだった

ホテルで貰った地図は大雑把で提携のお店くらいしか詳しく載ってないしね~。
ウフィッツィ美術館はホテルの近くだったので、迷わない。
夏なら大行列のウフィッツィ美術館も冬の今は当日券も並ばず、
中もゆっくり見ることができましたよ!

 この間抜けな帽子と顔のRの
後ろにある彫刻がいっぱいある建物がランツィのロッジアでそのすぐ後ろが
ウフィッツィ美術館。ベッキオ宮と継っている。ちょうどメデューサの頭を持っている
ペルセウスの後ろに工事中の所が連絡廊下。ウフィッツィ美術館は、
膨大なコレクションであれはじっくりみれば、一日がかりだな。
嫌と言うほど宗教画を見た。もちろん「ヴィーナス誕生」や「プリマベーラ」もね。
どの時代の絵も実に発色が美しく、修復師が一生懸命に
修復しているんだね~。本当に綺麗なの。しかし法王の絵はどれを見ても
なーんかやり手の悪代官にしか見えないのだけれど・・・
それ以上に凄いのは額よ!額。額がもう凄く手が込んでいてそれだけで、
すごい価値だと思う。
古典画を見て思うのは、私はあの時代ならとても良いスタイルだったのでは
ないだろうか?という事だ。あの時代の女性は腹部がふっくらだからね~
中世のヨーロッパなら私はマドンナと呼ばれたかもしれないな~ぁ
ランチを食べ、腹ごなしにミケランジェロ広場へ行こうということになる。

 これはベッキオ宮の前にある

ミケランジェロのダビデ像ね!広場にもこのダビデさんがおいでになる。
ウフィツィから見たベッキオ橋。これを渡ってミケランジェロ広場へ。
途中にピッティ宮にも寄った。


おぼろげな記憶で歩くので、なかなか着くわけもなく、あっているのかもわからない。
アイフォンのマップも途中で失くなるし・・・

橋の上はこんな感じ。

上の方に行けばいんじゃない?などとあてずっぽうに歩く・・・

けっこうな急勾配。しかし観光客が歩いている気配はないのが気になる。

上の方はかなりの高級住宅街と見た!

こんな感じのお屋敷がけっこうある。

オリーブがいっぱい!で、一時間は歩きようやくミケランジェロ広場についた!
途中、映画「薔薇の名前」に登場するような修道士に何人も
あった 渋いのよ~。イタリアだなと実感。

帰りは違うルートで早かったです・・・でも子供たちはこの道が一番今回の
旅行で良かったらしい・・・

ミケランジェロ広場はカップルのデートスポットだと言う事です。ここからの
夕景、夜景は綺麗でしょうね~