本物のハンニバルではなく、あのレクター博士が出てくる
映画
ハンニバルをご覧になった方は多いと思う
ご覧になった方はこの建物を覚えているのではないだろうか
ほらほら衝撃のシーンを覚えていませんか あの刑事役の
ジャン・カルロ・ジャンニーニがこの窓から〜言えましぇ〜ん
で、豚に・・・・・言えましぇ〜ん 余談ですが、トスカーナの豚って美味しい
話は戻って、このベッキオ宮は我々が泊まったホテルのすぐ近くシニョーリア広場に
あるのだ。
フィレンツェは屋根のない美術館と呼ばれているけれど、この広場だけでも
惜しげもなくいろいろな像がやけくそな感じで(それはないか)乱立。
映画の中で博士がワインを飲んだ老舗高級カフェ、リヴォワールもある。
(ここのチョコとーっても美味しいです)シャネルもある。
そしてこのベッキオ宮はなーんと今でもフィレンツェ市役所なんだそうです
なんかもね、大きすぎて全体がよほど離れないと写らないの
私のお気に入りの紋章部分。
ウフィッツのテラスでようやくベッキオの最先端を写せました!
かさ張るから望遠レンズは持って行かなかったのだけれど、あの上の
金色の天使っぽいのが上手く写らない。まあ、その位大きいということです。
それにしてもこの広場は映画だけではなく、血塗られた歴史がこれでもか!
というくらいの広場です。この広場は紀元前からフィレンツェの中心で、
ベッキオ宮は1300年前後のフィレンツェ共和国の市庁舎でもあったわけで、
その後メディチさんちも住んでいたりもしたらしい。この時代にパッツィさんが
メディチさんちのジュリアーニさんなんかの暗殺計画を立てるから、
しめしめと失敗し←変 ハンニバルの刑事さんのようにこれに関わった人々は
このベッキオ宮からあのように・・・ベッキオ宮だけでは足りず、近隣の建物からも〜
で、このネプチューンさんの前にはあの日本で活躍しているジローラモさんと
おそらくは関係のないジロラモ・サヴォナローラが火あぶりの刑を受けた所。
サヴォナローラさんて誰とお思いの諸兄も多いことだろう
まあイタリアのマルチン・ルターだとでも思っていればよろしい
おーなんとイタリアの父とまで呼ばれているコジモさんの像を撮っていない!
この血塗られた歴史の中世に建てられたベルニーニホテルもきっといにしえには
いろいろな事があったはず
でもね、なーんにも出ずにぐっすり眠れました
このベッキオ宮は夜中の12時まで見学できるのです