田園都市の風景から

筑後地方を中心とした情報や、昭和時代の生活の記憶、その時々に思うことなどを綴っていきます。

レトロな薬屋でのど飴を

2018年04月24日 | 日々の出来事

 つい先日、所用で日田市に行きました。日田には豆田町という歴史的街並みがあるので、ときどき足を向けます。

  しかし、この日は町の散策が目的ではありません。のど飴を買いに来ました。

 日本丸館です。元製薬所で当初は平屋建てだったのが、増築を重ねて3階建てになりました。国の登録有形文化財になっています。ここは岩尾薬舗という薬屋さんです。

  中に入るとレトロな雰囲気で、昔懐かしい包装の薬が今でも売られています。紙の小袋に入った粉薬は、子供の頃に家で使っていた置き薬を思い出させます。年に一度ほど、人が来て薬を補充していました。お土産に紙風船などをもらって喜んでいましたね。

 いつも買うニッキ味の飴玉もレトロな包装です。16種の薬味が入った酒を練り込んであります。製造は薬味酒の醸造元で、あの鞆の浦にあると聞くと何だか納得します。

 

 

 

 

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2 コメント

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まさか! (やれこら)
2018-04-24 10:12:55
おはようございます。
九州様のブログで保命酒飴にお目にかかるとは,びっくりいたしました。
鞆の浦は,我が家から車で15分程の所なんです。
昔ながらの漢方薬を扱う薬屋さんですか?建物もレトロで薬もレトロな雰囲気ながら,穏やかな効き目があるように感じます。
保命酒は,かのペリー提督にも饗されたお酒だそうです。保命酒飴には「ほめだま」という白くてまあるい飴もあるんですよ。
わが家には,いまでも年に一回富山の置き薬屋さんが来ています。ほとんど使う事は無いのですが,「胃養丸」「ワーム」などの薬を置いています。
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こんにちは (九州より)
2018-04-24 17:10:12
やれこら様は広島県でしたね。
年をとると声がかすれたり、細くなることがありますが、
こののど飴を口にしていると具合がいいのです。
家内も好きなので、すぐ無くなります。
豆田に行くたびに買い求めます。
「ほめだま」は置いてありませんでした。
この薬屋さんは江戸末期創業の薬種屋で、今も昔ながらの薬を置いてあります。
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