田園都市の風景から

筑後地方を中心とした情報や、昭和時代の生活の記憶、その時々に思うことなどを綴っていきます。

久留米つつじまつりへ(上)

2018年04月17日 | 季節の花巡り

 百年公園で久留米つつじまつりが開催中です。今年で61回目になるつつじ市です。 

  例年ですと会期の最初はまだ蕾状態のつつじが多いのですが、今年は開花が早いようです。売られているのは久留米つつじが中心で、つつじ苗は土がついたままの根を荒縄で縛って売られています。

  こちらは鉢物のコーナーです。

 つつじ市では、たくさん並んでいる一輪車が活躍します。祭りの開催を待っていたかのように、近郷近在から多くの人が庭のつつじを買い求めに来ます。私も小学生の時から親に連れられて来ました。

  この大きなつつじは「キリン」です。お値段は数万円といったところです。

 久留米つつじは、小輪で葉が見えないほど花が密生するのが特徴です。道路や公園の修景木としてよく使われますが、盆栽仕立ても人気があり愛好家も多いです。部屋に飾ると華やかな雰囲気になります。

 つつじは花期が終わると早めに刈り込みをしますが、盆栽では花がらを手で摘み取ります。幾鉢も育成していると根気のいる作業になります。

 

  会場にはつつじのほかに色々な花木が並べられています。

  「キリン」

  「今猩々」

  「カメレオン」

  「星鏡」

  「都美人」

 くるめつつじは、江戸時代に「キリシマツツジ」「サタツツジ」をもとに改良育種されたもので、現在300品種近くが残っているとされています。今でも新しい品種が生み出されています。

 気に入った花木があれば自分で清算所まで運んで来ます。 

 

 

 

 

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