草野町の「久留米つばき園」の花が終わるころ、近くにある「世界つつじセンター」が期間限定で一般開放されます。向こうの山並みは耳納連山です。
このセンターは、市政施行百周年を記念して開催された「世界つつじ博覧会」を機に開設されました。ホームページによると、世界各国から集めた一千品種のツツジが保存・育成されているそうです。
訪れたのは先月の中旬。まだ満開少し前といったところです。私の好きな「裾濃の糸」や「火の国」などは咲き始めでした。開花時期は品種によって少しづつ異なります。
「今猩々」
このセンターでは新しい品種も開発、品種登録しています。
「都美人」
この日はガラスハウスのアザレアを目当てに来たのですが、開花時期が早くてみんな散っていました。アザレアは花が大きくて華麗です。洋風のインテリアによく似合います。アザレアはツツジがヨーロッパに渡り、室内観賞用の鉢物として交配・改良されたものです。
クルメツツジの特徴は小さな花が密生して咲くことです。公園などの修景木としてよく使われます。サツキと同じく盆栽仕立てでも楽しめます。
回遊式の園路があります。
「麒麟」
クルメツツジの歴史は江戸時代に遡ります。その品種は数百に上りますが、現存する品種は約300種あまりだそうです。
隣接する農業公園に来ました。翌日開催されるイベントの準備中でした。
田舎の風景のようですが、ここは市民農園です。農具の貸し出しや栽培指導もあります。八重桜が綺麗でした。
昨日は石橋文化センターへ行きました。バラ園を歩いていると、いい香りが漂ってきます。全体としてはまだ七分から八分咲きでした。連休中には満開になるでしょう。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます