田園都市の風景から

筑後地方を中心とした情報や、昭和時代の生活の記憶、その時々に思うことなどを綴っていきます。

月の石

2020年10月11日 | 日々の出来事

 先月半ば、青少年科学館でアポロ宇宙船の特別展が開催されていました。月の石が展示されているので中学生の孫息子を誘いました。しかし連休明けに学校のテストがあるからと断られました。これまでは喜んでついてきたものですが。

 科学館は入場制限があっており、受付だけ済ませて近くを散歩しました。公園は家族連れが多かったです。

 時間つぶしに隣の鳥類センターへ。ここにはミニ遊園地が併設されており、孫たちにせがまれてよく遊びに来たものです。

 一人でぶらぶらと歩きます。

 これまで外出を控えていたこともあるのでしょう、連休中はどこも家族連れで賑わっていました。子ども達もストレスが溜まっています。

 遊園地につきもののメリーゴーランド。これも先月のこと、小4の孫娘のリクエストで久し振りにここへ彼女を連れて来ました。しかし高学年ともなると幼児向けの遊具では物足りないようです。あれこれ遊ぶでもなく、すぐ鳥の園舎の方へ行きました。孫たちの成長に伴って、付き合い方も以前とは変わってきました。

 科学館は1時間半待って入場できました。年寄り一人の入館は少し気が引けましたが、同年配の夫婦連れがちらほらと。展示室はアポロ宇宙船の模型と月の石のほかは、パネル資料の展示だけです。

 お目当ての月の石です。大きさは10センチほど。展示されているのは、アポロ11号の2年後に月へ行ったアポロ15号が持ち帰ったものです。

 月の石は1970年の大阪万博で、アメリカ館の目玉展示として公開されました。当時私は京都に下宿していましたが、万博には行きませんでした。もう見る機会はないだろうと思っていた月の石が目の前にあります。

 アポロ11号の着陸船が月へ舞い降りたのは1969年7月。帰省していた私は、大型スーパーの店内で大勢の人と実況生中継を見ていました。テレビの映像で、月の大地を宇宙飛行士が飛び跳ねているのを見たとき、一瞬、自分の立っている床が揺らいだような眩暈を覚えました。

 

 

 

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