うきは市の清水湧水に行きました。ここに来るのは初めてです。湧水は清水寺の山内にあります。
子ども達が水汲みに来ていました。
清水寺は山の麓にあり、周りを深い木立におおわれています。そのためか石段や木々も苔むしていて古色蒼然としています。
楼門を潜って直ぐ左手の泉に清冽な地下水が湧き出しています。
清水湧水は環境庁の名水百選に認定されていて、水を汲みに訪れる人が絶えません。帰り際にはポリタンクを何個もぶら下げた人が来ました。ここはパイプ導水ではなく、泉から柄杓で水を汲みます。右手の中の島に水神様が祀られています。
水温は17度。PHは6.9で水質は極めて良好です。一日700トンの湧出量があります。
湧水の上に本堂があります。由緒によると1249年、常陸の国の修行僧日用比丘が全国行脚の折りに、この地で清浄な湧水を発見し草庵を結んだのが寺の起こりです。山号は潮源山で臨済宗妙心寺派です。本堂の裏に庫裏があります。
この寺は草深く、また境内の石畳や地面は苔むして古びていますが、諸堂や諸仏には供物なども供えられています。先年の地震のためか石灯籠が数基、倒壊していました。観音堂にお詣りしました。
三十三観音像です。
本堂の屋根の上には青空。
寺内から見た楼門。いい雰囲気です。
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