田園都市の風景から

筑後地方を中心とした情報や、昭和時代の生活の記憶、その時々に思うことなどを綴っていきます。

肥前浜宿・茅葺の町並み

2018年05月24日 | 肥前鹿島

 道の駅鹿島に行った帰り、鹿島市の昔の町並みを歩いてきました。まず浜庄津町・浜金谷町の茅葺の町並みにを見に行きました。ここは重要伝統的建造物群保存地区に指定されています。

 とはいうものの、昔ながらの茅葺の家は数棟しかありません。この町は浜川河口右岸にあり、港の在郷町です。町の中央を旧太良海道が通っています。

 こうした細い路地が町を区画しています。古い家はありませんが、昔の港町の雰囲気を残しています。河口の町ですから海はすぐそこです。

 この路地には茅葺が3軒、その向こうにはトタン屋根の家があります。伝統的建造物群というのはこの辺りだけかもしれません。

  反対側から見たところです。

 私は子どもの時は棟割長屋が並ぶ住宅地に住んでいたので、こうした狭い路地には懐かしさと安心感を覚えます。しかし農家に育った知人は、周りに家が立て込んでいると落ち着かないと言っていました。

  鹿島市にはもう一か所、酒蔵通りと呼ばれる重要伝統的建造物群保存地区があります。後日紹介します。

 

 

 

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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
家並み (tyako)
2018-05-26 15:18:59
こんにちは。
映画のセットのような家並みです。
東海道をずっと歩いておりますが、これ程の家並みに出会った事がありません。

機会があったら行って見たいです・・・
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こんにちは (九州より)
2018-05-26 18:06:09
この地区には伝統的な茅葺の家は数棟しか残っていないようです。
ただ狭い路地と水路に区画された港町の遺構が残っていて、
古い昭和の雰囲気を醸し出しています。
五十三次の旅、拝読しています。
現代の町並みに残された、昔の面影を彷彿とするのも楽しいものです。
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