道の駅鹿島に行った帰り、鹿島市の昔の町並みを歩いてきました。まず浜庄津町・浜金谷町の茅葺の町並みにを見に行きました。ここは重要伝統的建造物群保存地区に指定されています。
とはいうものの、昔ながらの茅葺の家は数棟しかありません。この町は浜川河口右岸にあり、港の在郷町です。町の中央を旧太良海道が通っています。
こうした細い路地が町を区画しています。古い家はありませんが、昔の港町の雰囲気を残しています。河口の町ですから海はすぐそこです。
この路地には茅葺が3軒、その向こうにはトタン屋根の家があります。伝統的建造物群というのはこの辺りだけかもしれません。
反対側から見たところです。
私は子どもの時は棟割長屋が並ぶ住宅地に住んでいたので、こうした狭い路地には懐かしさと安心感を覚えます。しかし農家に育った知人は、周りに家が立て込んでいると落ち着かないと言っていました。
鹿島市にはもう一か所、酒蔵通りと呼ばれる重要伝統的建造物群保存地区があります。後日紹介します。
映画のセットのような家並みです。
東海道をずっと歩いておりますが、これ程の家並みに出会った事がありません。
機会があったら行って見たいです・・・
ただ狭い路地と水路に区画された港町の遺構が残っていて、
古い昭和の雰囲気を醸し出しています。
五十三次の旅、拝読しています。
現代の町並みに残された、昔の面影を彷彿とするのも楽しいものです。