いまの季節には各地で町内会の祭りなど が行われます。先日は自衛隊久留米駐屯地の夏祭りがありました。
駐屯地は花見の時期や記念行事などで年に数回、一般開放されます。祭りの日、夕方になると地元を中心に多くの市民がやってきました。
これまで仕事の関係で駐屯地にお邪魔したことは何度かありますが、夏祭りは初めてです。露店では若い隊員が売り子をしています。 家内は「整列、休め」という自衛隊仕様のペットボトルのお茶を買っていました。
久留米は明治時代から軍都でした。今もこの駐屯地のほか、陸上自衛隊幹部候補生学校や航空自衛隊の分屯基地などがあります。それもあって市民は自衛隊に馴染んでいます。近年は災害派遣の方が目立ちますね。
会場の隅では太鼓のほか、駐屯地音楽隊の演奏があっていました。祭りに来た人はあまり気がついていないようで、中央に舞台を設けた方が祭りが盛り上がるような気がします。最後は花火が打ち上げられます。
みんな思い思いに芝生にシートを敷いています。夏祭りは市民に親しんでもらうとともに、隊員家族の慰労も兼ねているようです。
戦後になって広大な旧軍の兵営は大学、高校、中学、小学校等の敷地となり、また色々な公共施設用地に転用されました。歴史の記憶は地図の上に刻まれています。
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