12月に入って一段と気温が下がり、海水温も徐々に下がり始めてきましたが、
期待の茨城県大津港のカレイは「未だに姿を見せず。」です。
世間では第三波コロナウイルスの勢いが増して、それに伴って私の休業期間も
どんどん長引いてしまいました。まあ職制にもよりますが、私にとっては
出撃の機会が極端に増えたことで、我が人生の目標により近づくチャンスだと
前向きに捉えております。三密を避けて、人気の無い釣り場へ積極的に出向く所存です。
その目標とは、「30cm以上のカレイを1シーズン10枚以上釣る」ことです。
しかし、私が得意としていた福島県小名浜港大剣埠頭も失なってしまい、
オカッパリから投げて釣るスタイルに限界を感じているところです。
都内に住んでいる以上、大判カレイを釣るためには遠征が不可欠になっています。
そのようなわけで、大津港でカレイが出ない以上、心の拠り処となるのは、やはり
石川県の能登半島なのでしょうか。
12月1日PM2:00 板橋の自宅を出発。今回の遠征では、平日釣行で、まる2日間を
釣る時間にあてるつもりなので、釣りエサやら、弁当やら、おやつやらを、
いつもの倍量を消費するつもりです。
なので、いつものように関越道に乗り込む前に、上州屋浦和店に
立ち寄って、まずはアオイソメ3000円分購入。←※この店のアオイソメはサイズが
小さくてカレイには向いていないことが多い。なので必要量の全てを買わないことに
しています。←※少量購入でも、長時間の運搬の振動でアオイソメがストレスで
噛みつきあうことが多く、ヘタすると使い物にならないことがあります。
かと言って平日の釣エサ屋は深夜に営業しておらず、翌日の開店時間も遅いことが
多いので、せっかく現地に早く到着しても、釣エサが入手できずに困ることも
あるので、保険の意味で、浦和店で購入しておきました。
そのあと低速走行で、のらりくらりと関越道から上信越道を進んでおりましたが、
PM6:30には上越ジャンクションに到着してしまいました。
ここで北陸道に直接乗り継いで小杉IC手前の呉羽PAまで進むべきか?
それとも、いちど降りてフィッシャーズ上越店に立ち寄ってエサを買い足すべきか?
大いに迷って思案しておりましたが、結局のところ、ここまでのETC深夜割引分を
諦めて(東京ー上越300km分、約2000円分を諦めるのは大変惜しいです。)、
断腸の思いで上越ICで降りました。
フィッシャーズ上越店に立ち寄りアオイソメ追加4000円分とユムシ10匹1300円分を
購入しました。
再び北陸道に乗り込み140km南下して呉羽PAで深夜零時まで仮眠休憩しました。
深夜零時を過ぎて北陸道の小杉ICを降りて、10kmほど下道を走った後、
高岡ICから能越道(無料)に乗り込み、七尾経由で徳田大津ICで降りて、西海港へ
向いました。(高岡ICー西海港70km)
12月2日AM3:00 西海港に到着。
このまえ11月14日に来た時に2匹釣った場所は、正面方向に必ず根掛かりする
何かが沈んでいるので、今回は位置を50mほどずらして、やや漁港奥の位置に
陣地を作ることにしました。
石川県のカレイは暗いうちはエサを食わないので、まだ投げ竿は投げ込まず、
明るくなるまでは、ルアー竿で足元の岸壁の際でロックフィッシュを狙って
お土産作りに専念。
たった1時間ほどで、足元からサイズの良い持ち帰り用カサゴ6匹ゲット。
しかしどれも抱卵して腹ボテの魚体ばかりでした。
珍しくこんなヤツもかかりました。
ビビビのネズミ男 ↓↓ ここ何年も釣ったことないなあ。
空が白み始めたころから、足元に巨大フグが湧きだしたので、
投釣りに専念しました。
さあ、カレイ狙いの始まりです。
今回も硬いBX-Tの竿を4本並べて、しかもリールのラインをPE1.0号に落として
巻き直してきたので、飛距離は前回よりも伸びているはずです。
この位置から投げ込むと根掛かりは皆無でした。海草も皆無。海底は泥底。
しかし、朝イチに出るアタリはたいていフグであることが多く、
カレイはお日様が上ってきて、日光が射してから釣れ始めます。
※ここのフグの種類はヒガンフグばかり。 ↓↓ しかもどいつもデカい。
活性が高いのはフグだけで、前回よく釣れたヒトデやバイ貝はほとんど掛かりません。
フグが食わなければ、針に付けたエサはそのまま戻ってきました。
車の中から4本の竿先を注視しておりましたが、
フグ独特の小刻みにジビジビ震えるアタリがたまに出るくらいで、
とってもヒマなので、投げ練習を兼ねて30分間隔で定期的にエサチェックをしました。
アタリが無くてもフグだけは居食いしていて、よく掛かります。
何も起こらないまま午前が過ぎました。
うーん、今日は厳しいなあ。
前回釣れたし、カレイは絶対に居るはずなんだけどなあ。
PM0:30
車の中で昼飯を食べながら、4本の竿先を見つめていますと・・・
右から2本目の、正面に投げ込んだ竿先のラインが大きくたるんできました。
おおーっ、こ、これはまさしくカレイのサイン。
千載一遇の大チャンスの到来!!
1分間待ってから、竿を手に持って、大きく空アワセを入れると・・・
ゴーン!! 重たい手応え、しかもグイグイと抵抗を感じました。
これこれ、これですよ、この手応えを感じられてとっても幸せな気分。
ワクワク気分で、しかし慎重に、ゆっくりリールを巻いて寄せてくると・・・
オモリの後ろにやや丸い?カタチが・・・
? なんで丸いの?
どーん!!
コノヤロー!!
オレの喜びを踏みにじりよってからに~ 怒!!!!!
上から踏みつけて、まずは重石の刑!! ~ 苦しめ~ グリグリ~
そのあと 針を外そうとしたら、
口の中からズタズタに切れた赤パイプを吐き出しました。
フグ対策の赤パイプも、こいつらには通用しないようです。
そのあと、午後も夕方まで何も起こらず・・・
陽が落ちて・・・
次第に暗くなって・・・
PM5:30 ゲーム終了です。
結局カレイは釣れませんでした。
昼に出た唯一の「今日イチのアタリ」が、裏切られて、とてもショックで・・・。
第1日目は終わりです。