やっとこさ梅雨入りしましたが、天気予報では29日(土)だけ快晴とのこと。
せっかく良い天気なので、絡みを改良したブッ込み仕掛けの検証をするために
柿崎海岸へ出撃しました。
勝負は日の入り後の暗くなってからなので、深谷の自宅をAM10:00過ぎに出発。
上里SAから関越道に乗り込んで六日町ICまで進んで(高速代金2160円)、そこから
下道国道253号線を西進して上越まで向かいました。
このルートだと上信越道を走るより走行距離が約20km短く、しかも高速代金が
ずいぶん安く抑えられるので、重宝してます。
上越のエサ屋を何軒か廻るもユムシが手に入りません。
もう真鯛の季節は終わってしまったのか、何処のエサ屋もユムシの入荷が少なくて
品切れや入荷待ちばかり。なんとか3軒のエサ屋からユムシ弾15発だけ買うことが
できましたが、クソ高く値上がりしていて(200円~250円/個)、それを選択の余地なく
買わされて、とても悲しいです。高速代やガソリン代を節約してもエサ代の値上りが
とても痛いです。
柿崎海岸にはPM14:30に到着しました。
海況は穏やかなベタ凪、気温28℃、背後の山からの微風。
前日の雨の影響で、すぐ横に流れている柿崎川からの濁りが少し入っていました。
釣りにはとても良さそうな条件なのに、意外や釣り人は少なく、閑散としていて、
先月の賑わいが嘘のようです。
砂浜もまだ焼けるほどではなく、それほど暑くも無く、アウトドア気分なんですが。
じつは中古品ですがヤフオクでシマノBX-T 425(赤竿) を2本入手したので、
これを試してみたい気持ちもあり、
改良した仕掛けと入手した竿の両方の評価をするには、やはりクソ高くともユムシを
付けて投げ込んでみないと、なんとも言えないところがあったのです。
3本の竿でユムシ弾がたったの15発しかないのは、前線で頑張るウクライナ軍みたいで、
かなり心細いのですが、暗くなってからのチャンスタイムに無駄なく大切に使うしか
ありません。
陣地を作って、明るいうちにセッティング準備完了して、日没を待ちました。
PM19:30 やっとこさ暗くなってきました。
さあ、はじめましょか。
大事なユムシ弾を付けて、3本とも全力で遠投しました。
投げ込んだら、あとは待つだけ。
暗くなっても、この時期では寒くもなく、長い夕涼みです。
投げ込んで、10~20分ほど経過すると、竿先に付けたLED赤が小刻みに揺れ出し、
三脚に付けた鈴が弱弱しくチリン、またチリン、と鳴りだしました。
フグがユムシを齧っているのです。
これぐらいのアタリでは洗濯バサミが外れません。
頼むからズバッと気持ち良いアタリを出してくれっ・・・。
仕掛けを回収すると、願いも虚しく、きれいに取られて素バリで戻ってきました。
回収した仕掛けの絡み具合は良好だったのですが、ホンテロンGP5号のハリスでも
フグに齧られて、噛み跡やザラザラが付いたので、新しいハリスに頻繁に取り替えました。
日付が変わる前にユムシ弾を全弾打ち尽くしてしまったので、撤収しました。
気持ち良いアタリは全く見られず、大変つまらない出撃に終わったのですが、
まあ、これもデータ収集のひとつでしょうかねえ。
もう釣りブログも15年以上も続けて書いてますけれど、過去に書いた記事が、
けっこう参考になっているので、今回の出撃も何かの役に立つと思えば、
無駄じゃないのかな。