漁師じゃないんだから・・・

セオリーと言うヤツをすべて無視して釣りをするオヤジのブログです。          採算なんて度外視。遊びだからね。

2024.10.26 開発試作品を検証するが・・・  新潟県柿崎海岸

2024-10-27 11:31:57 | 海釣り

かなり以前から、高騰するエサ代に悩まされてきました。

自宅の近所で何処かアオイソメ、岩虫、ユムシなど、自然に生息している場所はないものか?

最近はミミズさえ見つけにくいのに、海釣りのエサをタダで調達するのは限りなく難しいです。

では破格の値段で販売している釣エサ屋は何処かにないものか?

探してますけど、そんな情報って無いですねぇ。

近況では青イソメ50g600円、岩虫50g1200円、ユムシ1個230円、・・・高すぎます。

北陸や常磐の海へ出撃する度に、毎回ガソリン代、高速道路代、釣エサ代の、この3つが

大きな出費で悩みのタネとなっています。

よくルアーで釣ったらどうなの?と訊かれますが、ルアーでもよく釣れると言われるルアーは

もの凄く高価だし、ルアーマンの皆さん、あまり言わないけれど、フラットフィッシュや底物

を狙って1日中釣っていればすぐに10個ぐらい根掛かりでロストしますよ。

全く釣れないとすぐに飽きてしまうし・・・。

それにキスやカレイはルアーでは釣れません。

暇さえあれば、自分なりにいろいろと安価な代用品を試してきました。

近所のスーパーで売ってる塩サバや、イカ、アサリ、小エビの冷凍シーフードミックス、

さらにバナメイエビ、ほたるいか、イワシ、いろいろ試してきました。

結果は少々釣れるし、調達が非常に便利ですが、しかしスーパーで購入してもそれにりに

高価なエサ代になってしまいます。

もっと画期的なエサは見つからないものか・・・

たとえばハゼ釣りの特効エサがホタテ貝柱だったり・・・そんなものです。

今回も、投げブッ込み用の安価なエサの開発を試みてきました。

今回は業務スーパーで購入した鳥皮2kg880円を使ってユムシの代用品として作成して、

試してみました。

 

 

400gほど解凍して、そこへ集魚剤、オキアミ、防腐剤を添加して、手でこねてから

ユムシの形に丸めて整形。

 

 

 

 

 

 

 

 

どうですか?ユムシに見えませんか? これなら1個10円ぐらいですよ。

冷蔵庫で一晩寝かせてから、新潟県柿崎海岸でテストしてみました。

 

 

今年のGWに真鯛2匹ゲットした場所へPM14:00に到着しました。

柿崎中央海水浴場の西端、柿崎川の右側の砂浜に陣地を構えました。

私の左側には河口で頑張るルアーマンたち。

 

 

 

この日、中央海水浴場では、パラセーリングの人たちで海岸を占領されてました。

珍しいのでしばらく見学してました。

北から南へ風が吹いていて、風に引っ張られるようにして海上を沖のほうまで

滑ってましたが、1方向からの風に対してなぜ元の出発地点へ戻ってこられるのか?

とても不思議でした。

 

 

 

 

 

夕刻まで時間を潰して、PM16:00ごろから鯛狙いで始めました。

いちおう、私が、最近、集魚用のネリエサを取り付ける仕掛けでブッ込んでみました。

 

 

左側にダミーの竿を1本並べて、ルアーマンがこっちへ投げ込んでこないように結界を

張りました。

 

 

 

小さい生春巻きのように鳥皮を巻いて、輪ゴムで固定。

冷蔵庫で一晩おくと、身から水分が抜けて、締まって、かなり硬くなっていました。

 

 

投げ込んで15分間隔でエサチェックのために回収すると、何者かに少しずつ齧られて

小さくなって戻ってきました。

竿先に取り付けたLEDランプを睨んでいると、明確なアタリは出ませんが、しかし、

モゾモゾ、モヤモヤ、微妙に竿先が震えているように感じます。

PM21:00ごろ一度だけLEDランプがビビッと1cmほど揺れ動いたように見えたので、

回収すると、ベイビーなフグが掛かってました。

 

 

仕掛けを回収したら素バリで戻ってくることも何度かあったので、鳥皮がフグに喰われて

いる事実は確認できましたが、その他の魚にはどうなのか? 居るのか居ないのか?

喰っているのか喰ってないのか? 判りませんでした。

試作品の鳥皮はどんどん減ってゆきましたが、スカッとした大きなアタリは一度も

出ませんでした。海の中にはこんな小さいフグばかり居るのでしょうね。

 

海岸でクーラーボックスに座りながら、独りで頭上にさんざめく星たちを眺めて、

スマホで日本シリーズを観戦しながら、それでも、目だけは竿先のLEDランプを注視して

PM23:00まで粘りました。

日没から吐く息が白く煙って、季節は着実に冬へ向っていました。

冬のカレイが待ち遠しいです。



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