2021年6月末から3か月間、全く出撃しておりませんでした。
夏の暑さとコロナ禍、オリンピックで交通規制、高速道路の土日ETC割引なし、
・・・出撃できない理由は数知れず・・・
秋の季節になり、コロナも収まり、ようやく動ける気がしてきました。
さて、何を狙いますか?
昔から秋になると、西日本では、堤防からの夜釣りでタチウオを狙ってました。
こちら関東地方でもオカッパリから狙えるのか?と、もう10年も前から情報を
集めておりましたが、やはり釣れるのは船釣りばかりで、横浜方面や南房あたり
まで行かなければ釣れませんでした。
しかし、気候変化の影響なのでしょうか、昨年あたりから急激に東京湾の
奥から千葉港のエリアで、オカッパリからでもカンタンに釣れるようになって
きました。
そこで、今回、ぜひとも試したい場所が、豊洲ぐるり公園です。
ここは豊洲市場の建設と共に急速に発展してきたエリアで、
まだまだ知られていない未知のポイントです。←知らないのはオレだけかも?
ここは近くに駐車場が無く、ゆりかもめの市場前駅から徒歩で行くしかない
のが、釣り人の少ない理由かもしれません。
できるだけ軽タックルで電車を乗り継いで行く・・・これがなかなかしんどい
のです。
しかし、ようやく私の中の好奇心がムクムクと湧いてきました。
10月9日(土)15:00 自宅を出発して、都営三田線の新板橋駅から乗り込んで
日比谷駅まで行き、そこから有楽町線有楽町駅から乗り込み豊洲駅まで、
さらに、ゆりかもめに乗り継いで市場前駅で降車。
大都会の中を釣り道具を担いでウロウロ歩くのは、なんとも田舎臭い。
なので、私も、ギターケースに釣り竿を隠して、ミュージシャンに偽装して
電車に乗り込みました。←バカ。
自宅からちょうど1時間で現地に到着しました。
ゆりかもめ市場前駅から豊洲大橋の方向へ15分ほど歩くと、ぐるり公園の
端に到着しました。 ↓↓ 写真中央の橋が豊洲大橋。
正面の風景
ぐるり公園先端の方向の風景。レインボーブリッジが奇麗です。
海水の色は?と言うと、決して奇麗ではありませんが、イワシやボラ幼魚が
うじゃうじゃ泳ぎまわっていました。
この日に用意したのは、夜光ソフトルアーと、電気ウキ用に塩サバ短冊。
どちらも3本フックをこれでもかと言うほど盛りました。
PM16:30 まだ明るいのですが、竿を出して準備しました。
偽装したギターケースから船釣り用の短竿2本をおもむろに取り出して、
そのうち1本は電気ウキ、さらにもう1本はルアー用に使用。
この日は右から左へ強風が吹いていて、潮の流れは左から右へ流れて
いました。
この日は大潮で、夕方に満潮、深夜に干潮、・・・
釣り始めてからどんどん潮が引いてゆく時間帯でした。
PM17:30過ぎ、ようやく暗くなってきました。
初めてのこの場所、ここの調査で得られたことは・・・
足元直下の水深が10m近くあって、意外や意外、かなり深いです。
さらに、海底をソフトルアーでズル引きしてみましたが、
障害物はほとんど無く、しかもヘドロも無いです。
とにかく夜景が絶景でした。さすが東京ベイ。
完全に暗くなってから、30分に1回ほどの頻度で電気ウキが沈んで
水中にボゥ~と滲んでゆくアタリがありましたが、タチウオは掛からず。
代わりにペットボトルほどの大きさのサバが2匹掛かりました。
こんな小さなサバでは・・・これがアジなら嬉しいのに・・・リリース。
次第に引き潮と強風の影響で、電気ウキが右から左へ早く流れるように
なり、いちいち投げ直すのが面倒になってきたので、
PM21:00 撤収しました。
この場所、水深がとても深いので、他にも使えるかもしれませんね。