稽古なる人生

人生は稽古、そのひとり言的な空間

30年ぶり?に新車購入

2008年02月15日 | つれづれ


15年ほど乗ってきたバネットセレナ(KBC-23)が、
昨年末からエンジン付近からキュルキュル鳴き出した。

実はこのセレナ、2005年の8月にもキュルキュル鳴いて、
修理工場からエンジン交換を勧められるも、
出費が嫌で、そのまま青森まで片道1300キロの帰省に出かけ、
800キロ地点の仙台でエンジンが死んでしまった実績がある。
http://blog.goo.ne.jp/kendokun/d/20050810
(ベルトの緩みではなく、エンジン内部からの異音だった)

この時は何だかんだと50万円(仙台から奈良まで
の輸送費含む)もかけて中古エンジンに乗せ替えた。
そのエンジンがまた鳴き出したのだからこれはもう恐怖でしかない。

実は三男の学資保険が1月に降りたので、それを頭金に、
この際思い切って中古車やめて新車買おうか?と思ったのは勢い。

22歳、最初の車はトヨタのコルサ1500。
新入社員時代にローンの返済はきつかった。

次は中古のニッサンはブルーバード2000。
ニスモ仕様で格好が良くて驚くほど安かったが、
ハンドル放すと左に寄っていった欠陥車。
きっと事故車だったのだろう。

その次は実家で廃車にしようとしてたトヨタの初代カムリ。
アチコチに緑色の水蘚(ミズゴケ)が生えてたのを思い出す。
(このカムリはバリバリの新車時代に、女房の前に付き合ってた子、
 眞理ちゃんと六甲までドライブに行った思い出の車だ・・・)

そしてニッサンのバネットセレナ。
紺色の車でひとめ見て気に入った。8人乗り。
映画「となりのトトロ」に出てくる猫バスのイメージ。
もしくは「風の谷のナウシカ」に出てくる飛空艇か。
運転席が高くてコクピットに乗り込む(登る)イメージ。
当時は自家用車で同タイプの車は無く、
見通しの良い運転感覚はけっこう気に入っていた。

お気にのこのセレナ、
女房が中央分離帯に直角に激突して死んでしまった。

すぐに同じ中古のバネットセレナ、FXリミテッド。
これは緑色。「コガネムシのセレナ」と呼んでいた。
燃費は6~7キロ、高速でも10キロは行かなかった。
でもこの車が一番ながく乗った。人も荷物も満載。
千葉から奈良へ家族5人と猫3匹の引越しもこの車。
何だかんだと思い出も多い。

もともと家族でキャンプに行きたいのでセレナにした。
今では家族全員(5人)で乗ることもなく、
「次回は小さな車にしてもいいよな・・・」と考えていた。

新車はトヨタのラクティス。
加速が悪い、うるさいという評判もあるが、
重いセレナ、しかもキャブオーバー車から乗り換えた身には、
加速も静粛性も驚くほど良い。何よりコンパクト。可愛い。


グレードは1500ccの一番安いタイプ。
上のクラスは自動でヘッドランプが点いたり、
何の必要も無いパノラマルーフだったりで無駄ばかり。
(セレナのパノラマルーフは15年間で数回試しただけだった)

中古のナビ&カーステレオとセンターコンソール、
フォグランプとコーナーポールだけ取り付けてもらった。

今年の夏も青森まで行くが、
今からそれを楽しみにしている次第だ。
待てないので5月の連休はどこかへ行こうかな?
コメント (5)
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