さくら日記でございます。

うれしいこと、楽しいこと、わたし的オススメ品などなど
書かせてもらってます。読んでいただけたらとっても幸せです。

★病気を根本から治す量子医学。 まずは「なぜ病気になるのか?」から

2020-01-31 05:42:00 | 「本」

お疲れ様です
みなさまお元気ですか?

今日は本です。
「小林健」さんの「量子医学」です。
サブタイトルは
「病を根本から治す」
「-古くて新しい魔法の健康法-」
です。

話の内容は医学のことなのですが
いつも私達がお世話になっている
医学とは全く違って、
「身体」、もっと言うと「大自然」を形作る
根本の素粒子。
そこから病気を見つめ、
自然の本来ある状態に戻していく
そんなお話です。

私事ですが、
以前、首のヘルニアになり
めまいが突然やってくる
また、突然呼吸がしにくくなる
などの症状に悩まされた時期がありました。

最初は普通の医者で治療していたのですが
薬の量は増えますが、
症状は治ったり、再発したりを繰り返します。

そんな時に、先輩に紹介してもらった
東洋医学の先生に見てもらったことが
あります。

その治療は、足の先から頭のテッペンまで
順番に見ていきます。
そして、たぶんですが、
O-リングテストの原理などを使って
身体のバランスを崩している
ところを探します。

------------------------------------
O-リングテスト ウィキペディアより
患者が手の指で輪(O-リング)を作り、
診断者も指で輪を作って患者の指の輪を引っ張り、
輪が離れるかどうかで診断する。
この時、患者の体の異常がある部分を触ったり、
患者の空いたほうの手で有害な薬や食物を持つと、
患者の指の力が弱まりO-リングが開くとされる。
------------------------------------

そして、バランスが崩れたところを
ひとつづつ、針などを使って治療していきます。
時間は20~30分。
かなり丁寧な治療です。

さらに、いままで飲んでいた薬は
すべてやめて、すべて漢方約に変更する
ように言われます。

こちらも体に悪いものを排除して
本来の状態に戻していくとい治療の一環だと思います。

なので、最初は薬で抑えていた症状が再発
かなりひどい「めまい」にも苦しめられました。

ですが、先生を信じて通い数ヵ月後には
薬は漢方薬だけで
ほとんど気にならないくらいに回復です。

こんな出来事もあり、
もともと人間のもっている自然治癒能力や
バランスを崩した身体を改善していくこと
そんなことについてちょっと興味がありました。

そんな中で出会ったこの本
読み進めるごとに
納得できることが盛りだくさんです。

前置きが、またまた長くなってすいません。
では、早速中身を見てみましょう。
まずは、紹介したいのが冒頭のこちらです。

------------------------------------
■現代医学に警告!カラダがなぜ病気になるのか

私が自分の診療所に訪れた人の身体に異変を
見つけた時には、
まずは「この症状が起きた原因は何か」
ということについて考えています。

その理由は、どんなに軽い症状であっても
病気になった原因が必ずどこかにあるからです。

現代医学では、
病気になった原因を追求することよりも
身体に現れている症状の方に着目します。

そして、患者さん
が高血圧であれば
血圧を下げるための降圧剤などを処方します。

ところが、このように医師が処方した薬が
みなさまの身体にとっては
「毒」意外の何ものでもない
ということを
多くの方がまだご存知ありません。

そして怖いのは、
ほとんど人が病気になった時に
「早く薬を飲まなければ」と思い込み

たとえ薬によって症状が改善しなくても
「まだ薬を飲み続けよう」と思ってしまうこと
です。

それでは、なぜ、現代医学では、
身体にとって「毒」でしかない薬を患者さんに
投与するのでしょうか?

その答えは単純です。
私達の体内で狂ってしまった
細胞の機能を抑えるには、
硬化剤のような強い毒性のあるものを投与すると

即効性があるからです。

薬をいったん投与すれば、身体で起きている
炎症や腫瘍の進行をピタリと止めることが
できます。

ですが、それでは
症状を根本から改善したことにはなりませんから
しばらく経つとまた症状が起きはじめます。

これが、薬を長年飲み続けても
病気が完治しない理由です。
みなさんはそれでも薬を飲み続けますか?

・・・

そして、身体が自然治癒能力でカバー
しきれなくなった時に、

いよいよガンや心臓病、脳卒中などの
病気が発生してくる
のです。

------------------------------------

はじめの部分をまとめて
紹介させてもらいました。

すべてがこの文章に当てはまるかは
わかりませんが、
可能性は充分にあるのではないかと感じます。

では・・・と続きを紹介しようと思いましたが
長くなってしまったので
今日はこのくらいにしたいと思います。

次回はこの続きの
だったらどんな考え方でどんな治療方法を
といったところを紹介したいと思います。

ということで
今日は
病気を根本から治す量子医学。
まずは「なぜ病気になるのか?」から
でした。

 
 
 

★わかり易くコミュニケーション、論理的に考えるって大切なんだと今更実感しています。

2020-01-28 05:43:36 | 「本」

お疲れ様です。
みなさまお元気ですか?

今日は本です。
「苅野 進」さんの
「10歳でもわかる問題解決の授業」です。

私事なのですが、現在54歳との年齢ですが
会社の社員になる面接に挑戦してみないか
との話になり、
いろいろと話のなかで
「では、挑戦してみよう」
ということになり、いろいろと対策を始めました。

私の人生、一言で表現するなら
お恥ずかしい限りではございますが
「行き当たりばったり」
という言葉がピッタリきてしまいます。

ですが、今回はそんなわけには行きませんでした。
上司からのアドバイスもあって、
いろいろ準備をしました。

そうですね。
学生から社会人になるときに
いろいろと考えるそれです。

「会社が求めている人材は○○なので
私は△△のように取り組んで頑張ります」

といった話です。

何を今更って感じで思っていましたが
いろいろとやってみると
難しく、勉強になる
確かに自分のためには
なっている、そんな実感がありました。

そこで一番思い知らされたのが
大切なことを整理
言葉にして伝える
です。
メチャクチャ難しです。

いかに今まで、それに取り組んで
こなかったということを
思い知らされました。

あたりまえなのですが、
大切なのは
相手に物事を筋道立てて考え
伝えること

相手に何かを伝える場合
自分が分かっていてもしかたがありません。
自分の想いが伝わって
はじめて結果となる
そんな、小さい子どもでも
理解していることを
今更ながら再認識です。

そんな中で、先輩から読んでみろ
ということで渡されたのがこの本です。

というところで
前置き長くてすいません。
まずは著書の「苅野 進」についてです。

東京大学文学部を卒業後
経営コンサルティング会社を経て
2004年に学習塾ロジムを設立
しました。

コンサルタント時代は
社会人向けロジカルシンキングの
研究、指導にも携わっていた
こともあり
小学生から高校生を対象に
論理的思考力、問題解解決力を
テーマにした講座を開講しているそうです。

なので、この本のテーマも
さることながら、
著者自身がそのテーマに取り組んでいるので
とてもわかり易い内容でした。

では、その中から少しご紹介です。

■決断には”充分な情報が必要”は誤った神話

何かを行うと時
それに関する情報収集はひとつ大切なテーマに
なると思います。

ですが、この本では、その全く逆の意見を解説しています。
はたして、情報が無い中で物事を進めることが
「吉」となるのでしょうか?

それはこんな根拠からです。
「100%の確信を求めて情報の海をさまよっても
ただの無いものねだりでしかない」

ということなのです。

どういうことかと言うと
情報を集めるために調べているだけで
多くの時間が過ぎ去ってしまい
「もう疲れてしまった、先送りにしよう・・・」
となってしまうケースが多い
ことです。

「苅野」さんが経営する塾でも
よく遭遇するケースなんだそうです。

確かにテーマが重要であればあるほど
完璧な対応をしたいので
失敗しないために情報を
片っ端から集めます。

これはこれで、間違いではないと
思いますが、
情報収集だけで、すべてが予想できるとは
限りません。

さらにこの行動が
「情報が不十分だから意思決定出来ない」
逆にこんな状況になる可能性が
非常に高いです。

今は情報化がすすんで
物凄くスピードの速い時代です。
なので「苅野」さんは語ります。

■まずは限られた情報と時間で問題解決を回そう

問題解決のための意思決定のコツは
「与えられた情報のなかで
すばやく意思決定する技術」
なんだそうです。

要は、今もっている情報で「仮設」を立て
リスクは当然事前に検討すべきですが
とりあえず「実施」してみる

そして、不具合があれば
それを修正していく

これが現実的な最善の方法だと語ります。

そんな時のポイントは
1.判断材料をできるだけ集めておく
2.それでも残る不確定要素を明確にしておく
3.決断後の修正プランを考えておく

というところです。

この本では
こんな感じで論理的に物事を進める
考え方やポイントを解説していきます。

また、その時の具体事例や練習問題
なんかもあります。

さすが、塾の先生ですね。
このような考え方が身に付けば
物事の対応がかなり変わってくるような
気がしました。

まだまだ、具体的な素晴らしいアイディアが
満載なのですが、
今日はこのくらいにしたいと思います。

ということで
今日は社会人になろうとしている学生の方
はもちろん、日々仕事に頑張って取り組まれている方
にも何かのヒントになるのではないか
そんな本のご紹介でした。
興味がある方は一読下さい。

 
 
 



★キモは「自分の体と会話」トップアスリートに伝授した 怪我をしない体と心の使い方

2020-01-21 05:43:29 | 「本」

お疲れ様です。
みなさまお元気ですか?

今日は本です。
なるほど!という知恵が満載の本です。
著者は3人で
「小田伸午」さん
「小山田良治」さん
「本屋敷俊介」さん

本のタイトルは
「トップアスリートに伝授した
怪我をしない体と心の使い方」
です。

まずは著者のご紹介です。
「小田伸午」さん
1954年生まれ
東京大学教育学部を卒業されて
同大学院博士課程単位習得して退学
京都大学高等教育研究開発推進センター教授
を経て、現在は関西大学人間健康学部教授
人間。環境学博士。
そして
元日本代表ラグビーチーム・トレーニングコーチ

でもありました。

そして「小山田良治」さん
1965年福岡生まれ
スポーツマッサージ五体治療院代表で
プロ野球選手、Jリーグサッカー選手
競輪選手など、多くのスポーツ選手を
独自のスポーツマッサージ術で
治療する
とともに
この本のタイトルである
「怪我をしない」ための
動作やトレーニングについてアドバイス

行っています。

さらにもう一人「本屋敷俊介」さんは
1975年大阪生まれ
プロ野球のトレーナー
高校卒業後19歳でアメリカに渡り
カリフォルニア州立大学へ6年間にわたり
スポーツ選手のトレーニングや
コンディショニング方法を学んだ後に
シアトル・マリナーズへインターンとして
迎え入れられました。

そして、マリナーズへイチロ選手が入団した
という縁から
オリックスのコンディショニングコーチ
そして2016年からは阪神タイガース
の一軍トレーナー
として活躍されている方です。

豪華メンバー3人がスポーツと体のことについて
語るので、その内容は流石の一言です。
では早速、ということですが、

限界の領域で自分と向き合い戦い続ける
スポーツ選手
どうしても、「怪我」という問題は
外すことができないテーマです。

まずは、その「怪我」について
それを分析していくとひとつのテーマに
たどり着きます。
それは、「主観と客観のずれ」です。

スポーツ選手が実際に体を動かしているときに
感じているイメージ、動いているときに
脳に帰ってくる情報
それは、客観的に外から見た情報ではなく
自分自身の内的な感覚なのです。

そして「怪我とは何か」
「怪我をするのはどういうときか」
「怪我をしない動作はどういう動作か」

を追求していくと
「正しい動作とは何か」
「パフォーマンスを上げる動作とは何か」

というところにつながっていきます。

「怪我」という文字は「怪しい」「我」と書きます。
体の使い方に怪しさがある
だったら、心の使い方にも怪しさがある
そんな、心と体が織り成す身体動作の不思議さを
3人の見地から語った
のが
この本です。

 
すいません。
前置きだけで書きすぎました。
興味がある方は
是非この本で詳細を確認下さい。

というところで
今日はその中から少しだけご紹介です。

「プロ野球チームのコンディショニングコーチに
聞きたい21のこと」

ということで、様々な質問い答えてます。
例えば
------------------------------------
Q.良い選手はどうしてパフォーマンスが
高く怪我もしないのですか?

A.私の経験上、良い選手は地面反力を
上手く使います。

投げる、打つという動作は
地面を蹴ることによって力を生み出します。

軸足で地面を蹴って生み出した力を
踏み込み足で受け止め、
股関節が回旋し、力は肩・肘・手首・指先
の順に伝わります。

良い選手はその力がロスなく伝わるため、
パフォーマンスが高い
のです。

逆に力がどこかでロスすると
そのロスした力が体のどこかに負担をかけ

怪我をします。

つまり、良い選手は力を
上手く発揮できているため
怪我をしにくいと言えます。

-----------------------------------

こんな感じです。
沢山の理論の紹介もありますが
こういった具体的質問にも
答えてくれます。

ぜんぶご紹介したいのですが、
とりあえず最後の質問からもう少しだけ。
-----------------------------------
Q.ずばり、一流の選手になるには、
どうすれば良いですか?

A.「自分の体と会話できること」
一流の証だと思います。
・・・・
イチロー選手は、一年間にヒットを
200本打つために、
構えかたや打ちかたを毎年変えています。

「去年の自分と今年の自分は違う

ということに気がついているから」
だとお話されてました。

一年単位の変化もあるけど、
一日単位で変化もある、と。

200本打ったあとに、
「次の目標は、次の一本です」

というのはすごい発言です。

トレーニングやコンディショニングというのは

「鍛えること」と考えてしまいがちですが、
「今日の自分に気づくこと」
という意味もあるのではないでしょうか?

そして、自分の体と会話できることが
一流選手の証です。

・・・

-----------------------------------

まだまだ、すばらしい言葉が続きます。
私的にはこの
「自分の体と会話できること」
という言葉がポイントではないかと
感じました。

スポーツをされている方は
もちろん、そうでない人も
もし興味があれば一読下さい。

ということで
今日はキモは「自分の体と会話」トップアスリートに伝授した
怪我をしない体と心の使い方
でした。
 
 
 
 

★身体に心に良いことずくめの「生活座禅」あなたもいかがですか?

2020-01-11 09:20:26 | 「本」

お疲れ様です。
みなさまお元気ですか?

今日は本です。
「生活座禅で長生き人生のススメ」

日本の医師でなんと105歳まで
様々な活動をされた「日野原 重明」先生

1995年3月のオウム真理教の
「地下鉄サリン事件」では
聖路加国際病院を開放し、
そして、外来患者の診察など通常業務をすべて停止
日野原先生が陣頭指揮をとり
被害者640名の治療に当たった

そんないつわも残されてます。

それと「朴 禧善(パク キゼン)」先生

北朝鮮の出身で
東北帝国大学工学部金属工学科を
卒業された工学博士で
ソウル大学教授
東京大学招招聘教授
米ミネソタ大学交換教授
韓国国民大学学院長を歴任
されたそうです。

めちゃめちゃ肩書きありますね
さらに、そのかたわら、禅の会「水曜会」
を主催し、そして凄いのは
1996年史上最高齢で
ヒマラヤ、メラピークに無酸素登頂を果たし
ギネスブックにも載っている
そうです。

そんな2人が「座禅」をテーマ
語り合います。
といっても、お寺で修行のために行う「座禅」
とは違い、タイトルは「生活座禅」
少し気楽に始められるそんな内容です。

この本を書かれたときは
「日野原」先生は96歳
そして、「朴」先生は89歳
お二人ともかなりの年齢になっていますが
共通しているところは
体は健康、そして各分野で活躍し続けている
ところですね。

もしかすると、その秘密はこの「生活座禅」
にあるのかもしれません。

その効用は簡単にいうと
「病気にならない」
「ストレスから解放される」
「ボケない」

などなどです。

いずれも、人間にとって大切なテーマです
早速内容をみてみたいと思います。

まずは、こんなエピソードをひとつご紹介です。
朴先生のところに、こんな相談がありました。

------------------------------
小学校の先生をしている先生たちが、
手に負えない生徒がいると
相談してきたことがありました。

私は、彼女たちに言いました。
その子たちには、
悪いことをするなとか言うのではなく
ただ机に座ったときに体をまっすぐに
させてみなさい
と。

そうしたら、二ヶ月くらいして、
手に負えなかった子どもたちが
だいぶ直ってきたと報告を受けました。

------------------------------

これは体験談なのですが
本当に直るの?
と不思議な感じです。

要は、「正しい姿勢が心を正しくさせている」
ということです。
まさに、仏教の言葉でしょうか「身心一如」

------------------------------
肉体と精神は一体のもので、分けることができず、
一つのものの両面であるということ。
「身心」はからだと心。
「心身」とも書く。
「一如」は真理はただ一つである意。

------------------------------

このことの現れなのかもしれませんね
このほかにも
生活座禅に取組ことによって引き出される
能力まだまだあります。
ざっとあげてみると

◆女性が健康になれる

座禅では結跏趺坐(けっかふざ)という
座り方をするのですが、
これによって姿勢が正され
骨盤ゆがみが改善されます。

また、呼吸を正しく行うことで
自立神経をコントロールすることが
可能になり、結果的に心身が整い
健康に繋がるそうです。

◆風邪をひかなくなった

座禅をすると免疫力が高まる
これは、証明はされていませんが
多くの体験者からの感想として
一番多いのが
この「風邪をひかなくなった」
なんだそうです。

座禅に取り組むと
リラックスした状態のときにでる
脳波であるアルファ波状態になるそうです。
これで、心身がリラックし
疲労から回復
、しいては
「風邪をひかなくなった」
そんな結果につながったのでは
ないか、そんなふうに考えられるそうです。

◆生活習慣病と縁遠くなる

これは生活座禅に取組3年以上経過すると
こんな結果が現れるそうです。
生活習慣病の対策として食事と運動
これは大切ですがこれだけでは
万全な予防とは言えない
そうです。

これプラス、生活座禅で
自立神経を整えること
これが身体にとっては
大きなプラスになるようです。

◆意識の変化で潜在能力が引き出された

これは、座禅修練が相当進行した人
のみが体験できる領域です。

座禅をはじめると
脳はがアルファ波状態になります。
そして、そこからさらに奥の領域へ踏み込むと
宇宙意識と接触した状態とでもいうのでしょうか?
最も良質な直感が浮かび上がってくるそうです。

例えば朴先生の体験談では
円周率をA4の紙に書いて
精神集中した状態でそれを眺めます。
その後、紙の無いところで
結跏趺坐で精神統一をはかると
前に眺めた数字が薄く現れてくるそうです。

これは、脳の古皮質の持っている能力が
発揮
されたのでしょうか?
座禅を組んで論理的思考力を制御すると
隠れた能力がはっきりと姿を現してくる

こんな体験にもつながるそうです。

ということで、
今日は
身体に心に良いことずくめの「生活座禅」
についてでした。

実際の座り方について
はまた報告したと思います。


 
 
 

★勝てるメンタルと科学的根拠とは?「原監督」と「根来教授」の対談より

2019-12-28 10:10:16 | 「本」

お疲れ様です。
みなさまお元気ですか?

今日は先日の本の続きです。
青山学園大学陸上競技部監督の
「原晋(はら すすむ)」
さんと
ハーバード大学医学部客員教授の
「根木秀行(ねごろ ひでゆき)」
さん
の対談
「勝てるメンタル 青学駅伝選手たちが実践!」
の続きです。

早速内容ですが、
「勝てるメンタルを作るには科学的根拠が必要である」
これについてです。

それを説明するにあたり大切なことを
医学のスペシャリストの立場から「根木」
さんが語ります。

まずは、「二大制御機構」これを理解する必要がある

人間の体を考えると
まず、土台に「遺伝子」があります。
その上にこの「二大制御機構」が組み込まれます。
そして、その機構のひとつが自立神経系制御機構
もうひとつはホルモン系制御機構です。
さらに、その上に毛細血管が張り巡らされ
体内のいたるところに栄養素が運ばれる
このような仕組みで身体が成り立ちます。

この仕組みを理解することが
大きなテーマとなります。

なので、根性だ、気合だと言って
過酷なトレーニングを繰り返す。
過度のプレッシャーやストレス
それによって睡眠負債が
たまってくるなどなど

身体のバランスを崩すような負荷がかかると
こんな状態では
持っている力を思う存分に発揮することはできません。

そんな状態が発生すると
自立神経、ホルモンのゆらぎが多くなり
体全体に張り巡らされている毛細血管に
充分に血液が行き渡らなくなり
様々な部分が劣化していきます。

筋肉が硬くなる
柔軟性を損なう
骨に届く血液量が減り
骨折しやすくなる

様々な症状が現れます。

なので、自分の体の状態を把握し
それをコントロールしていくこと
それができると、その先に「勝てるメンタル」
が見えてくる、繋がってくる
ということなのです。

例えばというところで
アメリカーのメジャーリーグの投手の例が
紹介されてました。

この選手、見た目にはそんなふうには
見えませんが、流石プロスポーツの世界
プレッシャーはかなりのものがあるのだと思います。
マウンドで「過呼吸」という症状に悩まされていたそうです。

それに対してどのように対処したかというと
こんな感じです。
この選手はブルペンから出て行く投手なので
仕事が始まるのは夜の9時過ぎからです。
それに合わせ呼吸を整えていきます。
まずは、午後の3時あたりから少しづつ呼吸を整えていきます。
そして、試合が始まり、5回くらいにブルペンに
入るのですが、そこでまた別の方法で呼吸を整えます。

さらに出番が近づく午後8時にもう一回
大事なのは、段階的に自立神経を整えること

なんだそうです。

このようにして、
身体的なバランスが
プレイするタイミングで
最高の状態になるように
調整していきます。

このように「二大制御機構」のひとつ
「自立神経」を整えることは
パフォーマンスを発揮するには
注目すべき大きなポイントとなります。

そして、この「自立神経」のバランスを取る上で
大切なこと
って、みなさま何だと思いますか?

そうです、そのとおり「睡眠」なんです。
ここで大切になるのが
「サーカディアンリズム」
いわゆる体内時計ってやつです。
これに合わせた睡眠をとること
これが重要
となります。

なので、寝る前のスマホであるとか
夜中のトイレで電気をつける
こんなことでも、自立神経への影響してしまうので
注意する必要があります。

かと言って、そればかりに過敏になっていては
本末転倒なのですが、

要は、ただ単に「早く寝ろ」とか
「夜のスマホはやめろ」と言うのではなく
「睡眠時間を削ってまでやってしまうと
自分に跳ね返ってくるんだよ」

ということを選手自体が理解し
考えながらやれるように
そういった指導が大切になってくる

そんなメッセージが語られてました。

まだまだ、なるほど!
と思う話盛りだくさんなのですが
今日はこのくらいにしたいと思います。

ということで
今日はスポーツと医療の第一人者、世界で活躍する
「原監督」と「根来教授」の対談のつづき
でした。

 
 
 

★スポーツと医療の第一人者、世界で活躍する 「原監督」と「根来教授」の対談

2019-12-25 06:24:19 | 「本」

お疲れ様です。
みなさまお元気ですか?

今日はオススメの本です。
これは、納得という内容。
特にスポーツに挑戦されている方は
是非お読みください。

ということなんですが
ご紹介する本は
「勝てるメンタル」
サブタイトルでしょうか?
「青学駅伝選手たちが実践」です。

内容は青山学院大学陸上競技部監督の
「原晋(はら すすむ)」さんと
ハーバード大学医学部客員教授の
「根木秀行(ねごろ ひでゆき)」さん
の対談
です。

学生の頃のスポーツの練習を
思い起こすと、
いろんなトレーニングメニューもありましたが
ほぼ、根性の練習。そんな感じでした。

苦い思い出、うれしい思い出
たくさんありますが、
本当に結果に結びつたか?
については、さだかではありません。

ですが、最近ではスポーツを深く考察し
掘り下げ、納得行く科学的な観点から
選手を育成するという
スポーツ科学の考えが主流となってきている
と思います。

この本では、
その中のひとつの考えだとは思いますが
ひとつひとつのプロセスの根拠について
語られているので
すごく納得できる内容となっています。

まずは、内容に入る前に
2人をご紹介したいと思います。

まずは、「原晋」さんです。
冒頭で書かせてもらった通り
青山学院大学陸上競技部監督であり
同大学地球社会共生学部教授です。

生まれは1967年の広島
選手としては、
世羅高校で全国高校駅伝準優勝
中京大では日本インカレ5000mで
3位入賞。

そして1989年に中国電力陸上部の
1期生として入部。
ですが、故障に悩み5年で競技生活に
終止符をうちます。

その後は営業マンとして活躍
新商品を全国で最も売り上げ
「伝説の営業マン」と呼ばれたことも
あるようです。

そして、2004年に現職につき
2009年に33年ぶりに箱根駅伝に出場し
2015年には初優勝、
2016年には連覇と
2017年には3年連続優勝
2018年には大会新記録で4年連続優勝
2019年は往復6位という逆境の中
劇的な猛追で復路優勝を果たしました。

すばらしい実績の持ち主です。

そして、「根木秀行」さん
こちらは医学の専門家、

「東京大学大学院医学系研究科内科学専攻博士課程修了」
「ハーバード大学医学部客員教授」
「ソルボンヌ大学医学部客員教授」
「フランス国立保険医学研究機構客員教授」
「奈良県立医科大学医学部客員教授」
「杏林大学医学部客員教授」
「事業構想大学院大学理事・教授」・・・

まだまだ、続きます。

その肩書きを上げれば
きりがないほどです。

ちなみに、専門分野はというと
内科学、腎臓病学、抗加齢医学、睡眠医学
などなど多岐にわたります。

現在は最先端の臨床、研究、医学教育で
国際的に活躍されている
そうです。

そんな2人の対談です。
面白いはずです。

というところなのですが、
紹介に熱が入って長くなってしまいました。
申し訳ないです。
ですが、もう少しだけ
本の「はじめに」から
エッセンスをお伝えさえて下さい。

-------------------------------------
非科学的な指導を排除して、
科学的な裏付けをもって選手を指導する。

メンタルは鍛えるものではなく、
あやつるものであり、そのスキルが存在する。

「こういうことを10代のうちに
知っていれば、人生が変わったのに」

と思う事柄ばかりですが、
様々な年齢層の方に多くのヒントとなるでしょう。

そして、ふたりは言葉の魔術師でした。
原監督は、箱根駅伝で結果を出せなかった選手に
こんな言葉をかけます。

「彼女にフラれたとしたら、彼女を作るまでは
心は開かんだろう。
陸上で負った心の痛みは、陸上で取り返すしか
ないんじゃないのかなあ」

根来先生は、大動脈を「人体の高速道路」と呼び
毛細血管を「路地」とたとえます。

なんとも素晴らしい比喩で、
想像力を掻き立ててくれました。

それぞれの世界の第一人者による
言葉の共演をお楽しみください。

-------------------------------------
この本の構成担当の生島淳さんの
メッセージです。

まさに、そのとおりです。
さあこれから、ということろですが、
つづく・・・
ということでお願いします。

ということで
今日はスポーツと医療の第一人者、世界で活躍する
「原監督」と「根来教授」の対談
についてでした。


 
 
 

★あなたの考えるロックンロールってどんな感じですか?「アーサー・ホーランド」さんの「ROCK'N' ROLL BIBLE」

2019-12-22 07:50:41 | 「本」

お疲れ様です。
みなさまお元気ですか?

今日は本です。
クリスマスが近いので
図書館でキリスト教関係の本でもよんでみようか
といろいろと見てたら
目にとまったのがこれでした。
「アーサー・ホーランド」さんの
「ROCK'N' ROLL BIBLE」
です。

「アーサー・ホーランド」さんは
1951年の大阪
米国籍のアメリカ海兵隊の父と
寿司屋の娘さんとの間に生まれました。

そして、日本でハイスクールを終えた後に
父の国アメリカへ渡り
23歳で洗礼を受け、牧師になったそうです。

その出で立ちは、まさにロックンロール
現在はなんと、68歳
引き締まったボディに刻まれるTATOOをみると
メチャクチャかっこいい
ロックンローラーです。

そして魂のロッカーJESUSからのメッセージを
我々に伝えます。


たくさんのメッセージが語られてますが
まず最初に伝えなければならないのは
やっぱりロックについてでしょうか?

キリスト教の話から、どんどん離れてますが
やっぱり「アーサー・ホーランド」を
書くにあったて、このテーマは外せません。
では。見てみましょう。

◆ROCK魂をときめき躍らせるって章からです。
いろんな人の意見を交えながら
ロックについて語っていました。

まずはROCK殿堂を果たしたKISSのメンバーの
言葉
です。

「ROCKとは とさまざまな人がその定義を語るが
私にとってのROCKのSPIRITとは
たとえ世間があなたを批判し世論があなたを否定しても
己の志した道を恐れずに突き進むことである」

そんな言葉に対して語ります。
----------------------------
ROCKとは生き方であり、SPRITである
それは理屈ではなく、心のときめきである。
説明するものではなく、生き方そのものなのだ。

人から言われたら、されたから、
「はいわかりました」と簡単に
やめてしまえるものではない」

ROCKは己の心の波動であり、体に流れる脈なのだ
ROCKERはどこにいてもそれを感じ
誰もそのSPIRITを打ち消すことはできないのである。

ROCKERは預言者であり、世論とはまったく違った
メッセージを訴える。

聴衆に媚びず、我が道を命を惜しまず突き進む
「馬鹿な奴」と言われる、天使に等しい族なのである。

THE BIBLEには
「幻のロッカーJESUSが命を懸けて(我々)罪人の為に
十字架に架かってくれた」とある。
そして、「死に打ち勝ちよみがえられた」とある。

「世には試練がある。けれど勇気をだしな、

俺は世に打ち勝ったのだから」
と語ってくれた方である。

この「わたしが道であり、心理であり、命なのだ」
と語られた方こそKING OF ROCKなのだ。

あなたに知恵と力を与え、憐れみと恵みを持って
包んでくれたのである。

あなたの今日の一日が、
心の中にROCKを感じられますように・・・。

『無法物は偽善に対して戦いを挑む者である。』
----------------------------

ROCKとは、自分の信念に向き合い
世の中に流されず生きる。
そんな覚悟をもった生き方
って感じなんでしょうか?

世の中がこうだから仕方がない。
だとか、あの人がああ言ったから、違うと思うけど
立場上どうすることも出来ない。
とりあえず、従った方が無難だ
そうすることで、無難に生きることが出来る。
無理に大変な想いをする必要なんてない。
そんな心も声も、正直なところあります。

ですが、風あたりが強く
厳しい日々を過ごすことになるかもしれない
でも、自分を裏切らずに生きる
そんな生き方がロックということ
なのかもしれない。そんなふうに感じました。

言うは易く行うは難しです。
それを実践しているからこそ
私達はロック魂に憧れるのかもしれませんね。

本を読みながら考えさせられました。
まだまだ、たくさんのメッセージがあります。
なので、もう少しだけ引用してみます。

----------------------------
◆あなたは愛されている

逃げることはない。
立ち向かって行けばいい。

嘘をつくことはない。
正直であればいい。

要領のいい人にならなくていい。
不器用であればいい。

人の真似をしなくてもいい。
自分らしくあればいい。

悪賢くなる必要はない。
馬鹿正直であればいい。

卑怯者にならなくていい。
素直であればいい。

「愚か者」と言われようが
気にすることはない、
自分に真実であることだ。

幻のロッカーは歌う。
「心理はあなたを自由にする」と。

口がうまい詐欺師にならない方がいい。
何も言わず行動であらわる者になればいい。

人に認められようと媚びることはない。
もっと自身を持てばいい。

人に安っぽくみせることはない。
自分に誇りを持つことだ。

人生の失敗も成功も、
あなたの評価は神の目からは
変わらない。

「私の目にはあなたは高価で尊い。
わたしはあなたを愛している」
とTHE BIBLEは教えている。

----------------------------

まだまだメッセージは続きます。
独特の雰囲気の中で語られる
メッセージですが
じっくり味わうことで、
自分にとって新しい発見があったり
また、気持ちが癒されたりしました。

YOUTUBEにもこんな動画もありました。
もし興味があったらご覧下さい。

「信じること」アーサー・ホーランド牧師@罪友教会(2018/06/03) 

ということで
今日はロッカーであり牧師である。
「アーサー・ホーランド」さんの
「ROCK'N' ROLL BIBLE」でした。

 
 
 

★本当に大切なものについて考える良い機会になりました。大自然を生きるアマゾンインディオの教え

2019-12-18 06:14:27 | 「本」

お疲れ様です。
みなさまお元気ですか?

今日は久々に本です。
「タック川本」さんの
「アマゾンインディオの教え」

サブタイトルは
「人生をもっとゆっくり、もっとたっぷり愉しもう」
です。

11月頃から仕事の担当変更となり
メッチャ忙しい日々が続きます。
最近では休日も休んだようで休んでいない
疲れも取れない
そんな感じです。

ですが、わたしなどとは
比較にならないほど、苦労されている方も
たくさんいらっしゃいます。
そんな愚痴なんて、「あまい!あまい!」
って感じですよね。

というところですが
こんな「いっぱいいっぱい」の時に
私的に読みたくなるのが
自然の中で生きる人たちの
メッセージです。
今回も、図書館にいったときに
知らず知らずのうちに手にしていました。

では、さっそく見てみましょう。
まずは、この本の著者の「タック川本」さんです。
なかなか変わった経歴です。
1943年、東京生まれ
早稲田大学商学部を卒業され
その後、なんと単身、南米ブラジルに渡ります。
それ以降、20年間で7度、アマゾンに渡り
ジャングルで生活するインディオと
生活する
と行った経験があるそうです。

また、その傍ら
アメリカで国際情報社会学、そして
世界的スポーツのビジネス・マネジメント
について研究
をされたそうです。

その後、MLB(メジャーリーグ・ベースボール)
のカンザスシティ・ロイヤルズ
モントリオール・エクスポズで
編成業務に従事

現在ではアナハイム・エクスポズにて
国際部編成担当として活躍
されているそうです。

今回はそんな多彩な経歴の中より
アマゾン時代のことを描いた
「タック川本」さんのメッセージ
を少しだけ
引用してお伝えしたいと思います。

--------------------------------------
◆惜しみない愛を

アマゾンの森深くに住むインディオの中には
「お金」のない社会で過ごしている部族がいます。

そういうお金が通用しないところで
お金なんかでは決して動かない人たちと暮らしてみると
お金にしばられていた生活が
ものすごく陳腐なものに思えてきます。

たしかに、お金は便利です。
それは、わたしたちの遠い遠い祖先が「発明」したものです。

お金を仲立ちにすると

もののやり取りがスムーズ、かつ、スピーディーになります。

たとえば、ある人が少し余計に持っているものを
あなたが手にいれたとき、
しかし、あたなたがいま持っているもののなかには
その人がほしいと思うものがないとき

お金をその間にはさむことで
あなたはその人からほしいものが買えます。

この便利なおかねというもが当たり前にようにある社会で
生まれたときから暮らしているわたしたちは、ときどき
お金は万能、お金がすべて、であるかのような錯覚に陥ります。

そして、便利なお金にしばられると
人は、たいてい、
お金だけではなく
相手へのいたわりや思いやりも出し惜しみするようになります。

お金は、自分が持っている分しか自由にならないし
それが意味を持つのは
相手がそれに価値を認めてくれたときだけです。

お金にはかぎりがあるのです。
しかし、
相手への思いやりは
お金と違って無限です。

いくらでも相手に分け与えることができますし、

お互いに与えれば与えるほど、ハッピーになれます。

あばたは、出し惜しみすることに
慣れてしまってませんか?

もし、あなたがだれかと仲よくなりたいのなら、
その一番の近道は
まず、あなたから
相手に惜しみない愛を与えることです。

--------------------------------------

こんな感じで、インディオたちのメッセージが
綴られます。

今の私たちの生活は確かに便利です。
そんな世の名でありますが
何かが大きくかけている
何かが足らない
そんなふうに感じるのは私だけでしょうか?

そして、私たちは物質的豊かさを求めます。
それが悪いわけでは無いと思いますが
その反面として、
人間的な豊かさがなくなっている
これまた、事実ではないかと思います。

そんな私たちに、
大自然の中で生活している
アマゾン、インディオが語る
シンプルなメッセージ

その中には、私たちが幸せに生きるべき
大切なことがたくさん
ちりばめられている

そんな感じがしました。

メッセージ的には
たくさんあるので、まだまだ紹介したいのですが
長くなってしまったので
これくらいにしたいと思います。

ということで
今日は「タック川本」さんの
「アマゾンインディオの教え」でした。

 
 
 

★せっかくのウオーキング、健康に効果的な正しい歩き方で!

2019-11-30 07:50:08 | 「本」

お疲れ様です。
みなさまお元気ですか?

今日は本です。
タイトルは
「正しく歩いて、不調を治す。」
サブタイトルは
「簡単だから毎日続く
ストレッチ&トレーニング」

JHCO東京メディカルセンター
理学療法士の「田中尚喜」さん
の本です。

理学療法士といえば
今年の2月に大腿骨頚部骨折で
いろいろとお世話になったことを
思い出します。

身体の動きに関する深い知識
そして、ダメージを受けている人の
心にも寄り添って
そのときの最善の身体のメンテナンス方法を
いろいろと教えてもらいました。

おかげで、今はなんとか生活に支障が無い
ところまで回復し、感謝感激です。

そんな、理学療法士の仕事をしている
「田中尚喜」さんが
「歩く」といことについて
徹底的に分析した結果が語られる
そんな本でした。

私は現在54歳
この年齢になれば、
「腰が痛たい」「膝が痛い」
などなど、いろいろと自覚症状が出てきます。
同じ悩みを持っている方。
もしかしたら、ポツポツといらっしゃるのでは
ないでしょうか?

そんな身体の不具合
実はその原因は歩き方にある

この本では、最初にそこを指摘しています。

ウオーキングが健康に良い
とされてますが
「大股で、腕を振って、速く歩くこと」
これが体力づくりいい
そんなふうに思っていませんか?

実は理学療法士的の田中さん的
見解では、
まったくその逆、
「小股で、腕を振らず、ゆっくり歩くこと」
を推奨
します。

前者は運動量的には多く
ダイエットなどには良いかもしれませんが
身体のメンテナンスのための
ウオーキングと考えると
「大股で、腕を振って、速く歩くこと」で
もしかすると、身体の一部に負担をかけている
そんな結果になっているかもしれません。

何より正しい歩き方が重要と言えるようです。
身体に負荷をかけず、
自然に何時間でもあるける
そんな歩き方ができれば
今後の人生少し変わってくるかもしれません。

では、その正しい歩き方って何
って話です。
早速、そのポイントを見てみます。

①正しく立つことからはじめましょう。

スマホの見すぎで、
知らないうちに猫背になっている
そんなこともあると思います。
なので、まずは基本姿勢です。

--------------------------------------
耳の後ろから肩を通り、くるぶしまで一直線
顎を引いて、背筋を伸ばし
胸を反らさないを意識します。

--------------------------------------

と言われても、
それを、いつも意識して立つのも
かなりキツそうです。

なので、ひとつだけ
これを覚えておいて下さい。
「大臀筋を意識して肛門をしめる」
要は、
「お尻の筋肉を意識して肛門に力を入れる」

そんな感じでしょうか?

②正しく歩く基本

続いて歩き方です。

--------------------------------------
無理に手や足を振らず、
立っている状態から上体を前に押し出すイメージ
自身の体重を使って少し倒れるような感じです。

その時蹴り出す膝をまっすぐ伸ばし
踵で着地します。
膝が曲がらないように注意しましょう。

そして、踵から母子(親指)までを
しっかり地面につけ、
足全体を使って推進しているという

イメージで歩いてみましょう。
--------------------------------------

これまた、難しいです。
なので、こちらも覚えておくポイントです。
3つあります。
「お腹を押し出す」
「蹴り出す膝をまっすぐ伸ばす」
「踵で着地する」


③後ろ歩きトレーニングで「正しく」あるく

正しく歩くには
足裏にある、全身のバランスと保つためのセンサー
「メカノレセプター」をしっかり使う必要があります。

逆に言うと「メカノレセプター」を使用していない
歩き方はバランスを崩している
とも言えるようです。
下の写真の青の点の部分です。


歩くときは、足裏が地面についているので
「メカノレセプター」って使っているんじゃないの?
と思うかもしれませんが、
実は普段の歩行の動きでは
十分に使用されていない場合が多い
ようです。

大股あるき、バランスを崩した歩き方だったら
要注意です。
本来使われる筋肉が使われずに
別の場所に負担がかっかる場所があります。
それが、あとあと故障や痛みに繋がります。

だったらどうするか?
ということですが、
太極拳にある「退歩」です。
後ろ歩きのことです。

これによって
いつも使わない、眠っていた筋肉が使われます。
この「後ろ歩きトレーニング」をすることで
不調が治ることもある
ので
試す価値は十分にあります。

では、「後ろ歩きトレーニング」
やり方をご紹介します。

--------------------------------------
・手すりのあるところで後ろ向きに歩きます。
・まずは、爪先からつき、膝を伸ばしながら
 後ろ向きに歩きます。
・そのまま動くと踵がつくまでの
 動きになります。
・同様に反対の足も爪先からつき
 膝を伸ばしながら
 後ろ向きにあるきます。
・繰り返し1分程度行ってみましょう。

--------------------------------------

正しく歩くについて
ざっとこんな感じです。

本には、この他にも
効果的なストレッチの方法など
まだまだ、いろいろなことが
書かれてました。
ですが、今日はこれくらいにしたいと
思います。

私も歩くときは
このポイントを意識してみようと
思ってます。

とうことで、
今日は「田中尚喜」さんの
「正しく歩いて、不調を治す。」
でした。


 
 
 

★迷ったとき実は「自分の中に答えがある」。感じたことはありますか入江さんの「へそ道」より

2019-11-23 07:22:51 | 「本」

お疲れ様です。
みなさまお元気ですか?

今日は本です。
「入江富美子」さんの「へそ道」
サブタイトルは
「宇宙を見つめる 使命を見つける」
です。

なるほどって感じるメッセージが
たくさん詰まった本でした。

まずは、著者の「入江富美子」さん
多彩な経歴の持ち主でした。

ファッションデザイナー
アロマテラピスト

そして、2007年には
「1/4の奇跡~本当のことだから~」
という映画も制作
しています。
そして、2016年には
国連NGO平和団体「Peace Maker Group」
の国連における
平和フィルムフェステイバル
映像審査員のアジア代表

にも選ばれているそうです。

そんな「入江」さんのメッセージは
へそで生きる「へそ道」です。

なんのこっちゃ
って話ですよね。

「へそ」というのは「おへそ」
私たちが生まれる前にお母さんと繋がっていた
その部分です。

お母さんのお腹の中では心臓の音を聞きながら
おへそから栄養をいただきます。
そして、母親から繋がっていた
そのおへそを切り離し、この世に誕生します。

なので、「へそ」というものが「命の中心」であり
ここがなかったら、私たちの今はありません。

そして、母親、おばあちゃん、そのまた先へ
ずっとつづいていきます。
実は「おへそ」は、そんな壮大な場所なのです。

さらに「やまとことば」と言われる日本語
「あ」「い」「う」「え」「お」・・・
五十音ひとつひとつに意味があるそうです。

「へそ」の「へ」船の舳先、先端の意味
そして、「そ」「もと」「祖」「素」であり
すべての元の意味なんだそうです。
本文から言葉を借りると

-------------------------------
「へそ」はすべてのもとから、
今を生きている先の人のところまで
みんあ美しくつながっているよ・・・
そういう意味が込められているのです。
このことが大事だということを
日本人は昔から知っていたのでしょう?

-------------------------------

なので「へそ道」とは
裏表紙にありました。
-------------------------------
「へそ」で生きるとは、
本質の自分との関係を深めていくこと

-------------------------------
そんなメッセージになります。

もともと、著者の入江さんが
このメッセージたどり着くまでは
いつも漠然とした不安があったそうです。

それを払拭すべく
「キャリアを積んで仕事がうまくいけば・・・」
「独立してお金んをたくさん得ることができれば・・・」
「好きなことを仕事にできれば・・・」
「結婚すれば・・・」
「子どもを授かれば・・・」

と新しい目標にむかって取り組みます。
入江さんの凄いところは
このひとつひとつを成し遂げていったところです。

ですが、です。
その目標に到達しても
一向に不安は払拭されません。

「今のままの自分ではダメなんだ、
変わらなければ」
「このままでは愛されない」
「自分ではない何者かにならなければ
受け入れてもらえない」

などなど

みなさま。このように考えたことは
ありませんか?

私は、今もそうです。
自分の中にこんな想いが
いつもあるような気がします。

そうなんです。これは、すべて
自分の外側に答えを求めていた行為なのです。

それが、です。
2005年の大晦日の出来事をきっかけに
大切なことを気づき始めます。

それは、カウントダウン寸前のころです。
私を可愛がってくれた祖母が
2ヶ月まえに亡くなり
その祖母を思い出し泣いていました。

だれよりも自分を可愛がってくれた祖母
ですが、祖母を慕う心の奥から
なぜか「あのくそババァーーーっ!」
という、ありえない想いがこみ上げてきます。

普段なら、こんな想いは一瞬で押さえ込み
感謝しなければと気持ちを切り替えるのですが
今回はそのままにしていました。

すると、もしかすると、この感覚は
「私が小さいころから、
ずっともっていた感覚かもしれない・・」
と気づきます。

「そんなはずはない」と
再度自分の心を探してみましたが
感謝のことばが見つかりません。

ふだんなら、こんな感情はぜったいに
受け入れないのですが
ですが、今回はそうせずにいると
こんな言葉が湧き上がります。

ちょっと父親とのトラウマについては
書いてませんでしたが
こんな言葉です。

「お父さん、隣で死んで怖かったよね。
誰かにわかってほしかったよね。
人のことを考えられなくても
しかたないよ。
感謝できなくてもいいよ。
感謝のできない。
人のことも考えられない
私のままで生きていこう。
この感謝のない私のまま
できることをやっていこね」

その瞬間、スイッチが切り替わるような
感覚が広がります。

「このままの私でいいんだ!ありがとう!」
「感謝はするものではなく、あるれ出すものなんだ」
そんな感覚が溢れ出します。

そんな経験から
この「へそ道」へと繋がっていきます。

そして、入江さんが一番伝えたい
「自分の中に答えがある」
「自分の中にある答えを見出し、
自分を信頼して生きる」

ここにたどり着いたようです。

そして本の最後には
「もとへかえろう、すべてのもとへ」
そんなメッセージで締め括られています。

本当に良いメッセージがたくさん
語られている本でした。

もうかなりまえに
ネイティブ アメリカンの
「アーダニン(Ain.Dah.in)」
という言葉を聞いたことがあります。
これは、「自分領域」「自分の部屋」
という意味です。

迷ったときには、
この「アーダニン戻ろう」
そんなメッセージを思い出しました。

現実の世の中
自分が自分として生きること。
実は難しことなのかもしれません。
ですが、それが自分を開放できる唯一の方法であり
大切なことであるのかもしれません。

最後に入江さんの
「1/4の奇跡~本当のことだから~」
の動画があったのでリンクします。

4分の1の奇跡 ~本当の事だから~ 前編

ということで
今日は
「入江富美子」さんの「へそ道」
でした。