お疲れ様です。
皆さまお元気ですか?
今日も図書館から借りてきた本
「内田博美」さんの
「もう一人の自分に出会う 音楽療法の本」です。
皆さまの「心」元気ですか?
なにかとストレスの多い、今日この頃
もしかすると、誰にも相談できなくて
思い悩んでいる方、いらっしゃるかもしれません。
悩んでいる方は、まだ良い方でしょうか?
何もやる気も起きない、
もっと言うと、自律神経などに影響が及んで
普通の生活も苦しい・・・
私の周りを見渡してみても
気になる人がチラホラと
ひょっとして自分は大丈夫
なんて思ってますが、
心の病が少しづつ近づいてきているかもしれません。
厳しいデータですが、日本の自殺者
データでは3万人を超えている年もあるようです。
その原因の大きな1つが、その心の病です。
そして、近年日本では15人にひとりの割合で
生涯に一度はうつ病を経験すると言われています。
現実の声としては
・「誰も僕を治せない」と悟ったようにつぶやき
あきらめてしまっている。
・「誰も僕を治せない」と悟ったようにつぶやき
あきらめてしまっている。
・空っぽさや虚しさを感じると、人と会うのがつらくなる
病院へ行ったほうがいいのかもしれないと思う一方で、
「自分は病気じゃない」と強く思い込みたい気持ちになる
そうした狭間で、本当は援助を必要としているのに、
そのことを自覚することなく、
重たい気持ちをいつまでも持ち続けて苦しんでる。
・自分のしたいことができなくなる不安
心の弱さを無言で周囲から指摘される不安
うつ病そのものよりも、うつ病に対してみせるであろう人々の反応。
予測される態度の変化が最も不安にさせる要因と感じている。
などなどキリがないです。
前置きが長くなりましたが、
もし悩んでいる方、気になる方がいらっしゃいましたら、
この本の一読を強くオススメします。
前置きが長くなりましたが、
もし悩んでいる方、気になる方がいらっしゃいましたら、
この本の一読を強くオススメします。
「音楽療法」という手法を通じて
心の病と向き合う実話を通じて
その必要性、大切さが語られます。
それでは、実際に音楽療法をやっている様子を
患者さんと音楽療法士の会話から少しみてましょう。
たくさんの楽器が置かれている部屋で
自分の好きな楽器を選びます。
そして、即興で音を出します。
曲にならなくてもぜんぜんOKです。
自由に音を出します。
それと一緒に音楽療法士さんも一緒に音を重ねます。
患者さん
「こういう演奏は私の手には負えませんよ」
音楽療法士
「今の演奏で、自分らしさのようなものを見つけられましたか」
患者さん
「ええ、まあ。だけどあんな演奏は不愉快ですよ。
自分の恥をさらしたようなもので、
自分らしさなんてものではありません」
音楽療法士
「音楽がどうだったか、もう少し教えてくれませんか」
患者さん
「はでに強調されたりはみ出たりして、
どれもまともではない音ですよ。
音楽は変に途切れてましたね」
そして、この後、録音したものを聴いてみます。
患者さん
「でも、なんとなく音楽にはまとまりがありましたね」
音楽療法士
「音楽は途切れて、まとまっていた?」
患者さん
「休めない感じだった。誰かが食事をしているんだけど
何を食べているのかぜんぜん自覚できなくて・・・で、
食べている途中なのに急いで立ち上がって出て行く
そんな一コマですかね」
音楽療法士
「なるほど、何をしているのかが自分でもよくわかってない状態
ですね。先ほど自分らしさのようなものが少し見つかった
ように言われてましたけど、それはどういう感じ
だったのですか」
患者さん
「新しいことが何も始まらない。同じ演奏がずっと続くような・・・
いつもでも変化のないことを繰り返している。
そんな感じです。動いているのに進まない・・・」
この男性は音楽を語りながら
同時に自分自身や今まで生き様を描写しています。
今まで走り続けていましたが、それは本当に望む方向ではない。
自分を変えたいができない。
そんな思いが音となって表現されたようです。
このようなやりとりを繰り返し
患者さんが自らに向き合い気づく機会を模索します。
ザックリこんな感じです。
もっといい話も沢山あったのですが、
簡単な例で、すいません。
とりあえず、こんな感じです。
最後によかった言葉をご紹介します。
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心理セラピーは病気を治すためだけにあるのではなく、
自分の人生を自分の手にもどすこと。
今の自分は過去の自分の延長線上にある。
どれだけ失敗をしても欠点があったとしても
等身大の自分を受け入れる
完璧ではない自分を好きになることで
私たちは自信が持てるようになるし、周囲に流されない
自分の人生を歩めるのではないでしょうか。
答えは自分にある。
音楽療法士は音楽を使って隠れた自分に気づく
その手伝いをしているだけなのです。
心の健康状態を気にかけることが
体の不調になったときと同じくらい大切なこと
音楽が言葉にならない声であり
その声には意外で本質的な自分が映し出さえている
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ちょっと上手く書ききれなくて
申し訳ないです。
ですが、今の時代に特に大切なテーマでは
ないかと感じだ次第です。
ということで、
今日は「内田博美」さんの
「もう一人の自分に出会う 音楽療法の本」
をご紹介しました。
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