お疲れ様です。
みなさまお元気ですか?
今日は神社仏閣シリーズ
金沢の「尾山神社」です。
金曜日なんですが、お休みをいただいていたのですが
間違えて会社に出社してしまいました。
いつもながら、大ぼけです。
せっかくここまで来たのだから
ということで、会社に帰りに「尾山神社」に行ってみました。
ここは久々です。
毎年大晦日を金沢のロックバースタージスで
過ごしていた時は
年越しカウントダウンを終えた後で
みんなで参拝に行ったことを思い出します。
その頃のお客様はバイカーの方が
たくさんいらっしゃいまして
尾山神社の参拝の列の中に
黒の革ずくめの集団が混じって
そこだけ、ちょっと浮いた雰囲気だったことを
思い出します。
それと、トップ写真の神門
少し独特な雰囲気ですよね
和漢洋の三洋式を混用した異色の門です。
明治3年の建築です。
三層になってまして
一層目の土台は戸室石
石川県は金沢市のかなり東部、医王山で採れる石です。
いわゆる火山活動によって出来る、安山岩
高級石の一種として取引されているものなんだそうです。
一層目の土台は戸室石
石川県は金沢市のかなり東部、医王山で採れる石です。
いわゆる火山活動によって出来る、安山岩
高級石の一種として取引されているものなんだそうです。
そして、一番上の三層目は四面五彩のギヤマン張り
もともとは御神灯が灯され
日本海を航海する船からも見えたそうです。
さらにてっぺんの避雷針は日本最古のもの
なかなか見ごたえある神門ですね
この神門にも少し思い出があって
一番最初に就職した建設会社の創業者が
その建設に関わったとの噂もあり
そこに勤めていたときに保存修理工事がありました。
その時に現場作業所のパソコンの設置なんかで
お手伝いにいったことがあって
やさしい現場所長が
メチャクチャ好印象だったことを思い出します。
ずるずると思い出話を書いてしましましたが
この「尾山神社」
祀られている主祭神は加賀藩の前田利家
そして正室のお松の方です。
そして正室のお松の方です。
かなり前になりますがNHKの大河ドラマ
「利家とまつ」
覚えている方はいらっしゃいますか?
懐かしい方はこちらをどうぞ!
利家与松 利家とまつ〜加賀百万石物語〜 01
奥の境内摂社に歴代藩主を祀った金谷神社も
あります。
ここに尾山神社が創建されたのは明治6年
歴史のはじまりは前田利家公が薨去
その後、二代利長公が
利家公を仰ぎ神として祀ろうとしたことから
始まります。
ですが、前田利家は外様大名
徳川幕府の許しなして勝手なことはできない
そんな中でちょっと名目を変えて
金沢の卯辰山山麓に「卯辰八幡」を建立
利家公の神霊を合祀した
そんないきさつから始まり
現在ではこの地へ神霊遷座されたそうです。
境内の中にはこんなものもありました。
「さし石(力石)」と言って
古くから若衆達がこの石を担いで
力と技を競った石です。
特にここ加賀では、相撲とならん
さかんに力比べが盛んに行われたとのことで
これにちなんで、
この石に触るとと健康になると
言われているそうです。
そしてここは、たくさんの木が生い茂り
クロマツ、アカマツ、シイ、トガなどなど
林泉回遊式庭園の名のとおり
水と緑が調和した、都市の静寂境です。
こんなかわった像もありました。
そして、最後に東神門です。
こちらは、少しこじんまりしてますが
これは、桃山風御殿建築の様式を偲ぶ貴重な建造物で
もともとは、旧金沢城の二の丸の唐門なんだそうです。
旧卯辰山招魂社前にあったものを、
昭和38年にここに移しました。
金沢城はたびたび火災にあって
ほとんど焼失していますが
残っている貴重な門です。
なんでも、この門が幸い難をのがれたのは、
唐門の二匹の竜が水を呼んだためと
言い伝えられているそうです。
今残っていることを考えると
本当にそうなのかもしれませんね。
ということで
ちょっと長くなってしまいましが
今日は、金沢の神社と言えばここ!
加賀藩前田利家公、そしてお松の方を祀った「尾山神社」
でした。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます