【門間】
災害時には水の大切さを実感しましたが、日常においても水は私達の体に欠かせない、命を守る
ためになくてはならない大切なものです。
私達の体は約6割が水分でできていると云われ、水を上手に取り入れることは、健康管理の上でも
重要なことです。
特にこれから夏場を迎え、一日およそ1ℓの汗をかくとのことです。
人の体内では、1日およそ2.5ℓの水分入れ替わると言われています。汗や尿などで排出した分を
食事などで約1ℓ、その他1.5ℓを飲むことでバランスをとっています。
さらに水分はこまめに補給することが大切、「まずは朝起きかけにコップ1杯・約200mℓの水を飲み、
それ以降は食用と夜の入浴前後を中心に200mℓずつを7~8回に分けて飲むと1日の摂取量で
満たされます。
体内に吸収される水の量は30分以内で200mℓほどなので、こまめに取ることが必要です。
「体内の水分の入替がスムーズだと、血液の循環がよくなり、代謝もアップ、健康な体が保たれます」
また、水に含まれるミネラル(カルシウムとマグネシウム)の量によって硬度が決まり、硬度が低い
゛軟水゛と硬度が高い゛硬水゛に分けられます。
日本には軟水が多く飲みなれています。
自分に合うミネラルウォーターを見つけておきましょう。
最後に、前に紹介した摂取量を勘案すると備蓄用として1日1人最低2ℓのミネラルウォーターを
3日分くらい、そして家族の人数分が目安、さっそく最低の備蓄は確保しておきましょう。