全国各地に肌に良い水、おいしい水といった天然水、深層水に至るまで魔法の水の在りかが話題になることがある。
私もあるひなびた温泉に行くのに道をまちがえて発見したのが、水神様がまつられている蔵王町平沢地区にある水道水源地でした。
ペットボトルに詰めて家内に提供したところ、お茶がおいしく感じられると喜んでくれました。
仙台から近間なのか天然水を求めていつも2・3人待ちです。
使いみちは炊飯・お茶・コーヒー・水(お湯)割用が殆どのようです。
蛇口は一つしかないのに、家族でポリタンクを持ち込む方も少なくありません。
蔵王町平沢地区の水源地に行く脇道に「だるま杉」という案内看板が立っている。
そばに「だるま堂」が建っている。
はじめ、達磨大師の信仰かと思い、気にもしていなかった。
ここで安産の教えを広める活動の始まったところだとか。
平沢出身で平沢領主高野家の侍医・五十嵐ぶん水が西洋医学と民間療法を融合させた産科医学の知識を女性に伝えたことに始まるとか。
娘をみていると、情報があふれる現代だからこそ募る不安もあります。
女性の意を汲み、安心して生み育てる環境を創ることで命を守ろうとした産科医の願いは今の世にも通じている。