在宅入浴サービス実習

昨日、在宅入浴サービスの実習に行ってきました。

研修生仲間から、Ａ事業所は楽勝らしいよ、

という噂を聞きつけていたキューピー。

ところがどっこい仕事はハード、

男子と女子では実習内容が違うらしい。


まず、浴槽を積んだ車（２４時間テレビで寄付されたもの：

小型のボイラーも取り付けられている。）

で、利用者さんのお宅を訪問します。

それから、ビニールのシートをお部屋の中に敷き、

持ち込んだ浴槽にお湯を張り、

利用者さんの身体や頭を洗ってあげるサービス。


１日のうち６軒をまわり、うち１軒は体調不良ということで

キャンセルされた。

始めは利用者さんのおしも（陰部）を見るのに

恥じらいというかためらいのようなものがあったキューピーですが、

次第に慣れていき、最後の利用者さんには、

足だけでしたが、洗ってさしあげることができました。


思ったのは、利用者さんそれぞれに異なったサービスを

しなければならないということ。

胃に直接栄養を送るチューブをつけた人、

膀胱カテーテルをつけた人、

熱めのお湯が好きな人、ぬるめのお湯が好きな人、

介護ベッドを利用している人や、

畳の上に布団を敷いて寝ている人、

バスクリンを入れる人、入れない人。

１０人いれば１０通りのサービス提供がある。


介護は一律にはいかない。

それぞれの方に、愛情と熱意を持って接しなければならない。

大変な仕事だとまた実感し、改めて

気を引き締めたキューピーでした。