キューピーヘアーのたらたら日記

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フランシスコの2人の息子

2007-11-09 00:38:54 | は行の映画
ブラジルで好評を博した映画。

今人気のカントリーデュオ(ゼゼ・ヂ・カマルゴ&ルシアーノ)の

誕生からデビューまでのいきさつを綴った実話だそうです。


全編を通して流れる陽気なカントリーミュージック。

いいなあ。恋の歌あり、青春の歌あり。

そういや、吉田拓郎の歌に「青春の詩」ってのがあったのをご存知でひょーか。

"♪喫茶店に彼女と二人で入って、コーヒーを注文すること、あ~それが青春♪"

くっだらねえ歌詞でしたが、こんなんが通用した時代があったんですねえ。

世の中、何が流行するか、さっぱりわかりません。



小作人フランシスコは7人の子持ち。

音楽好きが高じて、なけなしの金で、

長男ミロズマルにアコーディオンを、次男エミヴァルにギターを買い与えます。

音楽をやらなきゃ、一生小作人のまんまだ、というのが動機ですが、

後年、ミロズマルはメジャーレーベルと契約はしたものの、CDデビューのめどがたたず、

"音楽なんかで飯は食えない。やっぱりお父さんは間違っていたんだ。"

と嘆くことになります。(一時の暴言)


話を少年時代に戻して、

フランシスコ一家は地代が払えず、田舎から街へと引越し。

貧乏のどん底。弟や妹が腹をすかせてぐずるのを見かねたミロズマルは

エミヴァルを誘ってバスターミナルで歌を歌ってお金を稼ぐ。

(この二人の歌がこの映画の見せ場でんがな。)

その二人に目をつけたミランダという男が、

二人を自分に任せてほしいと申し出て、

二人はミランダの運転するトラックに乗って地方巡業へ。

おいおい、ブラジルの義務教育はどないなシステムになっちょるんと

聞きたくなるが、その辺はテキトーでもいいんかしらん。


最近はBRICsとか言われて、景気いいそうじゃん。

この映画は新興国になるちょっと前の時代がメインでしたね。

演歌は嫌いだけど、カントリーは好きという売国奴的なキューピーでっしたっ。

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