再就職の(実は再々々々々々......ですが)
面接の結果の連絡が来ないので、イライラして
いつもより遠くへ車を走らせた。
嶺北循環道に入った時、今が盛りのイチョウ並木が
僕を迎えてくれた。
木々が若いので貧弱な景色だったが、
それでも、秋のなごりを惜しむことができた。
よしもとばななの『デッドエンドの思い出』を読んだ。
表紙の写真のようなイチョウの公園があるなら、
出不精の僕でも行ってみたい気がする。
「すごい景色だった。いちょう並木が続く限り、いちょうの黄色い葉が地面にうずかたくもりあがり、一面が黄色だった。光を受けてあたりじゅうが光っているので、まるで黄色い雪が降ったあとのように、こんもりとした枯葉の山が、ふわふわっとした感じで道を覆い、果てしなく続いていた。」
まだ、よく知らないけど、よしもとばななという人は
僕とは真逆の人なんだろう。
ふわふわしたところがなく、一歩一歩、道を踏みしめて
歩いていくような人なんだろう。
だから、こんな良質な小説が書けるのだろう。
ところで、一言だけ言わせて。
作家さんの表現の自由を差し置いて、こんな
重箱の隅をつつくようなことを言うのは気が引けるのだけれど、
ストーカー----->頭がおかしくなる----->
精神病院にかかる----->犯罪を犯す、という
一連のステレオタイプ、どうにかなりませんか?
統計的に見ると、健常者が犯罪を犯す割合よりも、
精神障害者が犯罪を犯す割合のほうが少ない、
という事実があるんですけどー。
世間の人がいつのまにか作り上げてきた共同幻想を
人気作家が踏み固めるという構図はいただけないですうー。
面接の結果の連絡が来ないので、イライラして
いつもより遠くへ車を走らせた。
嶺北循環道に入った時、今が盛りのイチョウ並木が
僕を迎えてくれた。
木々が若いので貧弱な景色だったが、
それでも、秋のなごりを惜しむことができた。
よしもとばななの『デッドエンドの思い出』を読んだ。
表紙の写真のようなイチョウの公園があるなら、
出不精の僕でも行ってみたい気がする。
「すごい景色だった。いちょう並木が続く限り、いちょうの黄色い葉が地面にうずかたくもりあがり、一面が黄色だった。光を受けてあたりじゅうが光っているので、まるで黄色い雪が降ったあとのように、こんもりとした枯葉の山が、ふわふわっとした感じで道を覆い、果てしなく続いていた。」
まだ、よく知らないけど、よしもとばななという人は
僕とは真逆の人なんだろう。
ふわふわしたところがなく、一歩一歩、道を踏みしめて
歩いていくような人なんだろう。
だから、こんな良質な小説が書けるのだろう。
ところで、一言だけ言わせて。
作家さんの表現の自由を差し置いて、こんな
重箱の隅をつつくようなことを言うのは気が引けるのだけれど、
ストーカー----->頭がおかしくなる----->
精神病院にかかる----->犯罪を犯す、という
一連のステレオタイプ、どうにかなりませんか?
統計的に見ると、健常者が犯罪を犯す割合よりも、
精神障害者が犯罪を犯す割合のほうが少ない、
という事実があるんですけどー。
世間の人がいつのまにか作り上げてきた共同幻想を
人気作家が踏み固めるという構図はいただけないですうー。
いつまで経ってもステレオタイプはなくならないのでしょうね…哀しいですよね。私はうつ病関係で悩みますが、それを人に話すと「こっちがうつになりたいよ」とか病気に逃げてるみたいな言い方をされて、嫌になり相談しにくくなりました。堪えてると苦しいし…困ったものです。私の映画感想「うつ依存症の女」のなかで医師への不信も含めて私見を書いてますが、なんていうか、とにかく "くやしい" というか、そんな気持ちです。
話は全然違うのですが、キューピーさんの文章にはいつも "癒し効果" を感じます!
では、また!!!
>キューピーさんの文章にはいつも "癒し効果" を感じます!
お褒め頂き光栄に存じます。