キューピーヘアーのたらたら日記

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裸の天使

2007-05-20 22:08:19 | は行の映画
主人公アリソン(アン・ハサウェイ)は

LAの高級住宅街パリセーズに住むお嬢様高校生。

お父さんは多分どっかの社長。(違ってたらゴメン。)

お母さんは自殺未遂でカウンセリングを受けている。


アリソンはPLCという、不良少年のグループなんだか、

これが普通の高校生の姿なんだか知らないけど、

そういうグループに入って、喧嘩やドラッグに明け暮れた生活を送っている。

でも、一応学校には行ってるみたいだし、

メモを通してだけど、親ともコミュニケーションを取っている。


このお嬢様ときたら、毎日が退屈で退屈でしょうがない。

ある夜、いつものメンバーとイーストLAに行ってみた。

そこは、ヒスパニック系移民の街。

薄暗い街灯の元、娼婦やヤクの売人がたむろしている。

アリソンと友人エミリーはこのスリリングな町にリアルを感じてしまう。

つまり、生きている実感とやらを感じ、次第にのめり込んでいく。

そして、レイプ事件が起こる。



こりゃ、ヒスパニック系移民ギャング男が被害者じゃないか。

誘ったのは、アリソンとエミリーなのに、

途中で気が変わるなんて、そんなのアリですか~?

まあ、相手が高校生じゃあ咎められても致し方ありませんが、、。



アメリカはどうかしている。

こんなんじゃ、純粋なイスラム教徒から、嫌われ憎まれても

当然じゃないか。

今のまんまじゃ、"裸の天使"ならぬ、"裸の王様"そのものだあ。


アメリカの抱える青少年の病理を暴いたこの作品、

アン・ハサウェイの体当たり演技が光っていました。

それと、エミリー役のビジョウ・フィリップスも。


あとに続くストーリーを全部カットしてあったのも潔かったかも。

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