昨日の「吾輩は猫である」が大変好評で、閲覧数が100もになりました。そこで、またまた、黒日売をうっちゃっておいて、有頂天の気分になり「夏目漱石」について書いてみます。是も私が持っている大変珍しい本です。大正六年正月に発行された、春陽堂の雑誌「新小説」の『文豪夏目漱石』の臨時号です。
その内容は
・「夏目漱石氏の一生」と題して、森田草平、山本笑月等そのお弟子からのその学生時代、松山時代、熊本時代の思い出話を始め、和辻哲郎、正宗白鳥、小川未明、久保田万太郎、与謝野晶子、田山花袋、島崎藤村、岡本一平、泉鏡花など、当時の超著人による漱石の印象などを載せた雑誌です。
これも実物をお見せしたいのですが、写真を載せますので見て下さい。