ちょっと野暮用がございまして,一週間のご無沙汰でした。
さて、古代日本の代表的な美女をご紹介しているのですが、そのだい3蕃目になかなか到達できません。もう一日だけ延ばします。
前回11月6日で「神宮」と名の付くものは「伊勢」と「石上」であると書いたのですが、私の持っている秋田足穂の「神様の身元調べ」によりますと、まだ、この外に沢山の神宮が日本各地にあるとのことです。官幣大社だけにですが。明治になってから沢山の神宮が作られたのではないでしょうか。鎌倉以前には、その2つしかなかったと言われておりますが???
昭和4年に出た私の本にある神宮を列挙してみますと、この2つの外に、「熱田神宮」・「平安神宮」・「宇佐神宮」・「霧島神宮」・「鹿児島神宮」・「香取神宮」・「鹿島神宮」・「鵜戸神宮」・「橿原神宮」・「気比神宮」・「日前、国懸神宮」・「吉野神宮」がある、と記されております。
面白いことに、東京にある「明治神宮」は、その名前さへ、この本には載ってはないのですから、神宮の価値が、現代では、江戸期以前のように、それほど重要視されてはいないという事だと思われます。
マア、だから「神宮」だって、現代では、そんなに珍しい珍重されるものではななくなってしまっているようです。