久しぶりにサントラCDを手に取ってみました
今更ながら「ブレードランナー」のサントラCDを買ってみました
このサントラは公開されて12年後の1994年にリリースされたらしいですね
それまではニューアメリカンオーケストラという楽団?の演奏しかなかったらしい
今聞くとこれはまさにこの映画の雰囲気を思い起こさせる見事なアルバムでした
この映画独特の世界観を音で表現したようなヴァンゲリスの名スコアの数々・・・
1曲目の「メインタイトル」からして映画の冒頭の近未来都市の映像が目に浮かぶ
酸性雨が降りあちらこちらから青い稲妻が走り、炎が噴きあがる未来都市のシーンに流れるオープニング曲
あまりにも有名な「ブレードランナー エンドタイトル」に並んで印象深い「ブレードランナー 愛のテーマ」
これはハリソン・フォード演じるデッカード刑事とショーンヤング演じるレイチェルとのシーンで使われるムーディなサックスが印象的な名曲です
この曲だけのためでも買いなぐらいだ・・・
「ブレードランナーブルース」と言う曲は、ダリル・ハンナが初登場するシーンに流れる曲で、ダリル演じるレプリカントのプリスが標的であるウィリアム・サンダーソン扮するJF・セバスチャンに近づく場面で使用される
近未来都市の寂れた裏町の雰囲気が実に表現された曲でどことなく流れるハードボイルドなムードが最高です
「ブレードランナー エンドタイトル」はこの映画見たときに一番インパクトの強い曲
それは今までの劇中曲とは雰囲気が異なった曲調がそうさせるのかもね?
映画ファン以外でも聞いたことがあると思われる名曲ですね
映画に流れてない曲もあるかもしれないが、アルバム全体通して聴くとやはり買ってよかったと思わせてくれる名盤でした
★★★★★