なかなかチケットの取れない劇団新感線 「髑髏城の七人」 を見てきました
ただでさえチケット取れないのに今回は小栗旬 森山未來 早乙女太一と人気者が客演として登場
数々の先行抽選に敗北し、結局発売日に一回で回線につながり一階の13列目の花道よりが取れると言う奇跡のような展開でこの日を迎えました
相変わらず満員の場内!たしかにこの席は役者が近くに見える
舞台見ると幾分奥から手前に傾斜があるのが特長的で、舞台の真ん中には刀が突き刺さってます
この芝居は劇団新感線の代表作で過去何度も配役やパターン変えてを上演されてます
今回見るのは始めてだし、ストーリーも知らない でも活字で読んだストーリーはなんか複雑そう・・・
でもいざ開演し、見てみるとそこは劇団新感線のいつもの楽しい舞台でした
芝居で見るとストーリーもそんな難しいものでもなく活劇時代劇ともいうべき、いのうえ歌舞伎の真髄がありました
笑いもあり、そしてスピーディな立ちまわりもある娯楽のエンターティメント!
近くでみる小栗 旬は背が高いとか、早乙女太一は太ったな~とか小池栄子は綺麗なぁ~など色々ストーリー以外でも楽しみがあって良かったです
なかなかこんな席では見れないだろうけど・・・
奇想天外なストーリーも良く考えられてるし、時代劇でありながら西洋的なムードも感じさす
髑髏城での早乙女太一と森山未來のやりとりはどう見ても日本的というよりは外国の時代もの見たいだし、クライマックスで7人たちが敵の群れに突撃していく場面は(何とスローモーション!)デカプリオ主演の映画「仮面の男」を思い出した
最初同様に最後も1本の刀にスポット(映画で言うとクローズアップかな)が当たって終わるところなんか物語としての起承転結が実に映画的でよかった
よくこんな事を考えつくもんだ・・・
とにかくスピーディな展開で話が進むのでどんどん引き込まれるし、逆にボヤっとしてる話に置いていかれそう・・・
セリフも結構速い時があるのでやや個人的にはセリフを追うのにややしんどかったが・・・
前作の「下町純情オセロ」のような新感線もいいが、こういうスケールの大きいいのうえ歌舞伎はやはり見ごたえありますね
★★★★ 2011.8.10(木) 梅田芸術劇場メインホール S席 1階13列11番(チケットぴあ)