![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/51/91/45cce61ef010093c6c8d8041c99e4595.jpg?1596874421)
透明人間と言えばかつてはチェビーチェイスの「透明人間」、ケビンベーコンの「インビジブル」(古くは東宝の「透明人間」)などありましたか、時代は変わってもタイトルはやはり透明人間
今回はホラー的な要素がふんだんにあり、透明人間またはその存在は幽霊のようであったりして、姿がないのに足跡あったり、ソファーに誰か座ってそうだったりと、腕を掴まれたりと透明を活かした恐怖演出が効果的でした
しかしその透明人間のカラクリは革新的だった「インビジブル」と比べるとちょっとアナログ感あり?(笑)
昔ながらのパターンとはいえ面白く見れました
主演のエリザベス・モスさんは束縛された男から脱出したものの透明人間となって襲いかかる男に追われる恐怖からだんだんと鬼気迫る顔つきになり、終盤はめっちゃ怖い形相になってて追い詰められて、開き直った人間の迫真の芝居を見せてくれてます
決してめちゃくちゃ美形では無い女優さんだけに眼力と表情は迫力がありました
その迫力はラストの静かな対決にも活かされてました
リーワーネル監督はソウの脚本家だけあって
ちょっと痛ぶり気味の演出さすがですね
★★★ 2020.8.7(金) アポロシネマ スクリーン7 20:50 G-1