KIRAKUjin~ Let's enjoy "Photo" together ~

kirakujin-photo-1@goo.jp
☆光と影の魔術師☆

現代のモノクロ

2006-01-20 00:51:23 | デジ一眼+純正レンズ
 かつて写真部に在籍していた頃(もう20年以上前になるが)、カメラはミノルタ製一眼レフ、そしてフィルムはコダック社のトライXであった。トライXはISO400のモノクロフィルムであり、とくに半切くらいに引き延ばし機で延ばすと、ちょうどよい粗めの粒状影が出たものだ。この細かい粒状影は、デジタルカメラでは生じ得ないものである。デジタルの受光素子から出る粒状のものは、ノイズしか現れないし、それは目に優くないし、決して心地よいものではない。
 最近のデジタル一眼なら、その場でモノクロに設定できたり、イエローやレッドのフィルターの効果を発生させるものもある。モノクロで撮ったこのとのない最近の方はご存じないだろうが、簡単に言うと空と地面とのコントラスト差が強すぎて、空が白く飛んでしまう場合に色フィルターをモノクロで使うと、雲がくっきり写ったりするのである。
 前置きが長くなったが、先にレトロ調の写真を撮ったのと、コニカミノルタの件でフォトショップをいじっていたので、レトロの写真の方をモノクロにしてみた。
 色の設定でモノクロにして、そのあとフィルターでノイズを発生させたのである。このとき、ガウスパターンで処理をした。

 少しは昔のトライX調になったであろうか???
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

コニカミノルタ撤退!

2006-01-20 00:30:58 | モバイル
コニカミノルタの、カメラ事業からの撤退が決まった。
http://konicaminolta.jp/important/index.html

 コニカは百年の歴史を持つ、日本で最も古いフィルム・カメラメーカーだった。サクラカラーなどのフィルム時代も、後で台頭してきたフジの追い上げで憂き目を
見てたが、そのレンズはヘキサノンと呼ばれ、つい最近までライカMマウント準拠のものが存在していたので、マニア垂涎の品となっていた。
 ミノルタも千代田光学から始まり、かつて本社が大阪にあったこともあり、また私が中学の頃、初めて一眼レフを購入したメーカーでもあり、思い入れの大きい
会社だった。そのレンズはかつて六甲山にちなんでロッコールと呼ばれ、有名なところでは篠山紀信氏が、その愛用者だった。1970年代から80年代にかけては、ニッコールレンズは描写が硬くて、毛穴まで写す無粋なレンズであり、女性を柔らかく写すなら、断然ロッコールである。といった風評が流れたものである。

 コニカとミノルタが統合されたことで、対フジ、対キヤノン体制を整えたかったのだろうが、デジタルカメラ部門、そしてその周辺の画像部門は、なかなかその牙城を切り崩すには、大変なものがあったのだろう。
(かのエプソンですら、プリンタはキヤノンに抜かれる状況で、デジタルカメラは
RD-1などがあるものの、こちらも撤退かもしれない)

 とにかくコニカミノルタとしては、残るはオフィス機器など、一般ユーザーとは縁のない部分で事業展開していくようで、寂しい気分である。

 これから3000人以上の人員削減が待っているようだし、カメラ部門はソニーに譲渡することが決定したようだ。したがって、ソニー製、αマウントのデジタル一眼レフが、近いうちに登場することだろう(おそらく2006年夏)。

 しかし個人的感想として、ソニーの名前を冠したデジタル一眼レフは持ちたくない・・・(あくまでもソニーで嫌な思いをしてきた者の私見であるのであしからず)

 他メーカーの動向として、ペンタックスはサムソンとくっついて生き残りを図っているし、オリンパスはフォーサーズ企画の旗手として気を吐いているが、ここでパナソニックとの提携が明暗を分けそうだ。

 ニコンはデジタル一眼自体は素晴らしいものだし、ユーザーの思い入れもひときわ強いメーカーだが、つい先日マニュアルフォーカスレンズとフィルムカメラの大幅な撤退を発表た。伝統のニコン銀塩一眼レフである、F一桁シリーズも、おそらく現行のF6で終止符が打たれる
のだろう。FM3Aも素晴らしいカメラだったが、発売は終了したようである。それに心配なのは、ニコンのデジタル一眼レフのセンサーは、D2HsのLBCASTを除いて、ソニーとの提携商品ということがあるからだ。ソニーがコニカミノルタの技術力(すごいものがある)を得て、本格的にこの分野に参入してきたら、今までどおりニコンにセンサーを供給する体制で行くか
どうか、疑問が湧く部分である。

 ニコンがデジタル一眼レフの先鞭をキヤノンより先につけたにもかかわらず、今一歩及ばなくなってしまったのは、デジタルの心臓部分であるセンサーの自社開発が遅れたからというのが大きな要因だろう。かつて不評だったCMOSをじっくり立派に自社で育て上げたキヤノンは、先見の明があったと言える。ニコンがAPS-C規格に固執するのはその真面目な気質もあるし、レンズの技術力にも要因があるが、実際にそこで足かせをくってるとも言える。かたやキヤノンはセンサーに関しては自由奔放である。フルサイズデジタル一眼レフの低価格化を成し遂げたキヤノン5Dは、ニコンD200とよく比較されるものの、目立たない大きな革命児と言える。

 カメラ雑誌を読んだり、知人やプロカメラマンの動向を見たりしていると、最近はとくに、キヤノン製品を使う方が増えたな、という印象を強く持つものである。

 まあ私自身も、何か特殊な事情がない限り、手持ちの常用カメラはキヤノン製に移行しつつある。とりあえず5DとKissDNがあれば、運動会などの撮影以外では困ることはないのだが。

 コニカ、ミノルタなどの写真を扱う大企業がそれから撤退し元気が無くなってきたものの、例えばかつて小さかったレンズメーカーのタムロンはコンパクトデジカメのレンズ部分のOEMで成功し、またシグマも含めてデジタル対応レンズ発売の素早さや、その描写力の進歩は、ニコンやキヤノンを十分凌駕している部分がある。キヤノンですら純正レンズ販売が落ちたので、新製品の発売時には、純正レンズ購入者にはCFカードをプレゼントしたり、躍起になっている部分がある。とくに18-200mmズームなどは、タムロンとシグマが相次いで発売して大好評を得たあと、コニカミノルタとニコンからも発売された焦点距離のレンズだ。
(もっともコニカミノルタはタムロンのOEM)

 かつては一眼メーカーがレンズメーカーの真似をするとは、考えにくかったことである。あとシグマの30mm F1.4レンズや、一連の超広角ズームなども、純正レンズを脅かす存在であることに間違いない。

 感慨深い出来事があったので、長文になったが、コニカミノルタに携わって来られた方々の今後のご活躍を切に期待するものである。

 ちなみに写真は私にとって最後のコニカミノルタ製カメラになるであろう、KONICAMINOLTA α-sweet digitalである。これは携帯電話で撮影してものを、フォトショップで調整したものである。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする