KIRAKUjin~ Let's enjoy "Photo" together ~

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☆光と影の魔術師☆

EF 20mm F2.8 USM ①

2007-03-18 23:57:32 | デジ一眼+純正レンズ

 お散歩やスナップでは、できるだけ軽装備で出かけたいものだ。だから普段の私は、単焦点1本つけて出かけることが多い。しかし、いわゆる単焦点至上主義というのとは違う。
 よくプロでも、写真を撮る姿勢として、単焦点で撮影する大切さを説くのは理解できるし、納得できる。しかし、いつまでも単焦点レンズの方が画質が上だ、と言い張るのは困りものだ。
 だいたい単焦点レンズは設計が旧いものが多い。色収差など、デジタルでは逆に如実に出てしまう。歪曲収差だって、最近のズームはかなり改善されている。普通の風景などで、アマチュアが困るとは思えない。
 いつまでも旧い単焦点至上主義ばかり論じていたら、最近のレンズ設計者の熱意も失せるといえよう。

 しかし前述したように、単焦点レンズを、しかも小型のデジタル一眼につければ、非常に便利に街中に持ち出せる。今回はある単焦点とズームを同じ日に持ちだして、朝・夕で散歩に出かけることにした。

 朝持ちだしたのは、EF 20mm F2.8 USM。まだデジタル一眼黎明期に、なにか標準レンズになるものを・・・と考えていたときに、頭にピックアップしておいたレンズだ。
 20mmはニコンやオリンパスOMのズイコーなどを所有しているが、APSサイズのデジタル一眼には、なかなか使いやすいレンズだ。とくにニッコールはAFが素早く、しかも小型・軽量で、非常に気に入っていたレンズだ。

 しかしキヤノンはニコンより遙かに大きく・重く、まあAF機能をレンズ内に搭載しているから仕方ないとはいえ、ちょっと差が大きいかな、と思える。どうしても小型のカメラを選びたくなる所以だ。
 写りは非常に優れているが、近距離には弱いので、マクロ的な撮影には向かない。ボケもそう大きくは期待できない。今回は大空を入れる構図を試してみたが、超広角ズームの方が、オススメかもしれない。
コメント (2)
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