久しぶりのアップだが、決して撮影をしていなかったわけではなく、何度か京都を訪れていた。
最近は本当に、「京都写真家」みたいになってしまった。もちろん、京都を題材にされてる方々は多いので、私などまだまだ、「ひよっこ」ではあるのだが・・・
遅ればせながら、いろいろアップしていきたいのだが、今回は話題?のシグマの最新機種である、DP2で撮影してみた。
DP1に比べて若干、ユーザーインターフェースが改善されている部分はあるし、処理は実用的に速くなっていて、歓迎すべき部分が多いが、使いにくさ、とっつきにくさは、殆ど進歩がみられない。
というものの得られる画像は、デジタル一眼とはまた異なる、味わいのあるものだし、十二分に満足できるものだ。
バグもあるし、AFなど、とても及第点はあげられないが、ファームアップで改良できる部分も多いだろう。しかしなによりも、レンズ・画像処理エンジン・センサー、というデジタルカメラとして基本的な部分が、最上級なのだろう。
今回の撮影条件は、すべてJPEGで、絞り優先オートで絞り開放値のみ。撮影現場では細かく露出補正のみ行ったが、撮影後のレタッチは行っていない。
本来はRAWで撮影して、パソコン上で最高の形に追い込んでいくのが面白いのだろうが、今回はいじらないことにした。
場所は京都の北部、嵐山の高尾にある、鳥獣戯画で有名な高山寺。学校の教科書などでご覧になった方も多いだろう。
秋には紅葉に包まれる高尾周辺だが、いまは沿道ぞいに、ツツジが咲いている。背景の白いツツジが、うまくボケてくれている。DP1より標準寄りになったおかげで、ボケ味が表現しやすくなった。