溜池の周辺に咲てた花です、と言っても2種類ですけど。(^^;)
一つ目は、もう何度も登場してるアキノタムラソウ(秋の田村草)。
シソ科アキギリ属の多年草で、本州~沖縄の山野の道端で見られます。
似た花のナツノタムラソウと、シマジタムラソウは雄蕊が曲がらず真直ぐ。
対してアキノタムラソウの雄蕊は先端が曲がります。
画像の花の雄蕊は先端が曲がっているので、アキノタムラソウと言う事になります。
もう一つはコバギボウシ(小葉擬宝珠)、これも既に載せてますね。
キジカクシ科ギボウシ属の多年草で、北海道~九州に分布する日本固有種。
似た花にオオバギボウシとミズギボウシが有ります。
オオバとコバは雄蕊が花冠から突き出ますが、ミズは雄蕊が花冠から突き出ません。
と言う事でコバと断定しましたが、一つ不安な事が。
図鑑に依れば、コバの花色は淡紫色~濃紫色、内側には濃い線が有ると。
しかし画像の花の内面には線は無く、花の色も殆ど白です。
どうやらこれは、白花コバギボウシのようです。
花が2種類しかなかったので、またしても水滴でも撮ってみましょう。
今回も撮影者が映るように撮ってみました。
近寄り過ぎると、水滴にカメラばかりが映ってしまいます。
そこでカメラを上にかざして撮ってみました。
これをするにはチルトモニターか、バリアングルモニターでないと難しいです。
次回は公園の池で撮ったトンボを。