有為転変(物事は移り変わって儚いの意)

更新が遅く現状では有りません。名前が間違ってる事も有るのでご承知おきを。

山裾でも花探し

2019年07月23日 | 山野草

林道での花探しは、記録に「この時期は駄目」と記す事になりました。
では山裾ではどうかなと、別の日に散策してみましたが・・・有りませんね。
相変らず「Where Have All the Flowers Gone」状態。(>_<)
蝶でも居ないかと探すも、見付けたのは蛾でした。
シャクガ科エダシャク亜科だと思いますが、翅表が見られなかったので詳細は不明。


おや!こんな所にモリアオガエルの卵が。
小さな水溜りのような所に産み付けられていました。
卵は見た事が有りますが、蛙になった姿を見た事が有りません、一度見てみたいものです。


モリアオガエルの水溜りに居たハラビロトンボ(腹広蜻蛉)が居ました。
まだ青くなってない♂でしょうか、それとも♀?


林縁に咲いていたシロバナホタルブクロ(白花蛍袋)。
キキョウ科ホタルブクロ属の多年草で、北海道~九州に分布しています。


同じく林縁に咲いていたニガクサ(苦草)。
シソ科ニガクサ属の多年草で、全国のやや湿り気の有る場所に自生。
名前の由来は「苦い草」らしいのですが、噛んでも苦くないそうです。
因みに、何故ニガクサなのかは良く分らないようで。


やや湿り気の有る場所には、ギボウシ(擬宝珠)も咲いていました。
オオバギボウシとコバギボウシの区別が今一良く分かりません。(^^;)


雑草が生い茂る中に白い花が目に留まります、ソクズ(曽久豆、蒴藋)です。
レンブクソウ科ニワトコ属の多年草で、本州~九州の山野や郊外の草地で見られます。


大形の集散花序に直径3~4㎜の白花を多数付けます。
花には蜜腺が無く、蜜を出す黄色の胚状の腺体を別に付けるのが特徴。


ソクズの花にツマグロヒョウモン(褄黒豹紋)が舞い降りました。


次回はあちこちで撮った画像を。

そうそう昨日の夜に薄暗い中、ベランダから下を見ていたら何か動くものが。
猫にしては大きくて尻尾が太く、その尻尾には黒い縞模様が有りました。
どうやら北アメリカ原産のアライグマのようです。
’70年代にペットとして爆発的に輸入され(多い年で年間1500頭)、その後野生化。
現在47都道府県で生息が確認され、特定外来生物に指定されています。

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