有為転変(物事は移り変わって儚いの意)

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梅雨時の山中の色々

2020年07月08日 | 山野草
足元が見えないくらい伸びた雑草や笹の細い道をガサゴソと。
オオチャバネセセリ(大茶羽挵)が道案内してくれます。

湿った所にギボウシ(擬宝珠)が咲いていました。

オオバ(大葉)ギボウシにしては花数が少ない、コバ(小葉)ギボウシにしては花の色が薄い。
さてどちらなのか?


↓は別の場所に咲いていたギボウシ、これもどちらなのか?

コバもオオバもキジカクシ科ギボウシ属の多年草で、北海道~九州(大葉は本州)に分布。
どちらも日本固有種だそうなので、どっちでも良いか。(^₀^)

葉の上に小さなバッタ発見、大きさは2㎝ほど。

何バッタの幼虫でしょうね。

一つだけオケラ(朮)の蕾を見付けました。
例年花期は9月のはずなのですが、これは7月中に咲いてしまいそうです。

マメコガネ(豆黄金)の合コン?(^^;)

これにはあまり近寄らない方がの、ホシハラビロフチカメムシ(星腹広縁亀虫)。
背中に小さな点(星)の有る、縁が広い亀虫と言う名前。

あれ!こんな所にカキラン(柿蘭)が。

ここには何度も来てますが、カキランが有るとは知りませんでした。

今まで花の時期に来てなくて気付かなかったのかも?

おや、またオオチャバネセセリが道案内してくれてます。

おっと!直ぐ横に蛍のような小さな虫発見、なんでしょう?

帰ってから調べると、オバホタル(姥蛍)と判明。
ホタル科マドボタル亜科の甲虫で、北海道~九州に分布し、体長7~12mm。
名前はホタルですが、夜行性ではなく昼行性で発光しません。
生息域も水辺ではなく陸生のホタルで、扁平な触角が特徴。

更にその傍で何かの抜け殻を見付けました、何の抜け殻でしょう?

かなり小さく、対象物に人差し指を入れて。

オオチャバネセセリは道案内ではなく、蛍と抜け殻を教えてくれたようです。(^^♪
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