有為転変(物事は移り変わって儚いの意)

更新が遅く現状では有りません。名前が間違ってる事も有るのでご承知おきを。

林道の目的の花

2021年09月20日 | 山野草
雨の林道を歩いてまで見に行ったのはウズラでした。
と言っても鳥のウズラでは有りません、ラン科のミヤマウズラ(深山鶉)です。

ラン科シュスラン属の多年草で、北海道中部~九州に分布。 

名前の由来は、葉の模様をウズラの羽に見立てたとか。
↓が名前の由来となった葉、でもウズラの羽って殆ど見た事ないですよね。(^^;)

花の大きさはこんな感じ。 

ヒメジソ(姫紫蘇)と思われる花が咲いていました。 

思われるとしたのは、イヌコウジュ(犬香需)と判別が難しいからです。
ヒメジソもイヌコウジュも、シソ科イヌコウジュ属の1年草で全国に分布。

両者の違いは葉の形と鋸歯の粗さと数です。
ヒメジソは粗い4~6対、イヌコウジュは小さな6~13対。
今回のは鋸歯が粗く数が少なかったのでヒメジソと。(2枚目の左に写ってます)
花の大きさは対照君で。

こちらはイヌトウバナ(犬塔花)、これも多分です。(^^;) 

ヤマトウバナ(山塔花)とそっくりでこれまた見分け難い。
前回と同じく萼に長い毛が有るのでイヌトウバナだと思います。

花がヒメジソとも似ていてややこしい。 

またミヤマウズラが咲いてました。 

それにしても花が顔のように見えますね。 

この辺りには点々とミヤマウズラが見られます。 

丁度良い時に来たのかも。 

ミツバアケビの実が生ってました、まだ食べるには早いようで。 

おっと、また有りましたよ。 


全体を撮ってなかったので。 (↑とは別株)

↑を上からも撮ってみました。 

ミヤマウズラ、咲いてないかも?と不安でしたが、咲いててくれて良かった。
林道を3Km近く歩いて咲いてなかったら泣けますから。(^^;)
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