有為転変(物事は移り変わって儚いの意)

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今季最後の山野草は

2024年11月16日 | 混在
今期の最後になりそうな花を撮りに行きました。
途中の池に居たカイツブリ(鳰)。

何かを咥えて移動してます、見た感じニールのような、こんな水草有りますかね?
と言うかカイツブリは植物も食べましたっけ?


咥えて持って行った先には幼鳥が2羽、咥えて来た物を与えました。
しかし幼鳥には大き過ぎるようで、凄い顔で飲み込もうとしてます。

貰えなかったもう一羽がおねだり。 

次の餌を探しに隊列を組んで移動して行きました。 

同じ池に今季初撮りの2羽のオオバン(大鷭)も居ました。(撮ったのは1羽だけですけど) 

スイラン(水蘭)が咲いてました、でもこれはこの日の本命では有りません。 

キク科スイラン属の多年草で本州中部~九州に分布する日本固有種。 

青空に猛禽が飛んでました、遠かったですがなんとか撮れたのがこちら。 

羽裏に黒い班が見えます、ノスリ(鵟)でした、これも今期初撮り。 

さてここからが本命の花、これはキチジョウソウ(吉祥草)。
細長いボウボウの葉の根元に咲き、さらに周りが暗いので私の写真機では撮るのが難しい。

例年なら咲いてるはずなのに1週間ほど遅れてて、まだ僅かしか咲いてませんでした。 

キジカクシ科キチジョウソウ属の多年草で関東~九州に分布。
花がなかなか咲かず、吉事が有ると咲くと言う謂れが名の由来ですが・・・。
なかなかどころか毎年咲いてるのですけど。(^^;)

次はキッコウハグマ(亀甲白熊)、これも行くのが早過ぎて咲いてたのは一花のみ。 

キク科モミジハグマ属の多年草で北海道南部~九州に分布。
葉の形が亀の甲羅に似てるのが名の由来。

花の大きさです、エンシュウハグマ(遠州白熊)より一回り小さい。 

そして今期は諦めていたアケボノソウ(曙草)が見られました。 

リンドウ科センブリ属の1~2年草で北海道~九州に分布。
背景がちょっと煩くなってしまいました。(^^;)

何時も見てた所が消滅してしまったのと、時期を外してしまい諦めてました。
しかし別の場所でなんとか今年も見られました。(^^)

例年キチジョウソウが私のその年の最後の山野草になります。
まだホトケノザや冬に咲くスミレ、山野草ではないロウバイ等を撮ったりしますが。(^^ゞ
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