有為転変(物事は移り変わって儚いの意)

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八つ目の春の妖精

2021年03月20日 | 山野草
また春の妖精(スプリングエフェメラル)の一つです。
八つ目としましたが、昨日ヒロハノアマナを抜かしてました。(^^;)
春の妖精は、田圃脇の急斜面の下部に咲いています。
それはショウジョウバカマ(猩々袴)。

シュロソウ科(以前はユリ科)ショウジョウバカマ属の多年草で、北海道~九州に分布。 

種子の他に、葉の先端が地面に着くとそこから発根して新苗を作ります。 

一昨年から耕作放棄地になり、斜面の草が刈られなくなりました。

それまでは撮り易かったのが、現在は笹の中に埋もれて撮り難い事。 

そして数も激減していました。
いずれ笹の中に埋もれ、見られなくなってしまうのかも。

以前はこの時期には畔が整備されていました、しかし今は荒れ放題。
花の所まで行くのも大変に。

何とか残って欲しいものです。 

白花のショウジョウバカマも咲いてました。
玉ボケを入れてみたものの、花が白いので分かり難くなってしまってます。(^^;)

九州にはツクシショウジョウバカマと言うのが有るようで。
花の色が猩々とは言い難いほど薄い色だとか、こんな感じなのでしょうかね?
普通の花色より薄く、かと言って白花でもない。

田圃の隅の水が滲み出てる所に、僅かですがワサビ(山葵)の花も咲いてました。
少し大きく撮り過ぎですね。(^^ゞ

毎年見ていますが、増えもせず減りもせず。
少ししかないので根を採ったりはしません、写真に撮るだけ。

少し山に登ってみると、ヒメカンスゲ(姫寒菅)が咲いてました。
カヤツリグサ科スゲ属の多年草で、北海道~九州に分布。

そしてシュンラン(春蘭)も。
ラン科シュンラン属の多年草で、北海道~九州に分布。
残念ながら開花まであと一歩でした。


 次回は咲き始めていたハルリンドウ他を。 
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