有為転変(物事は移り変わって儚いの意)

更新が遅く現状では有りません。名前が間違ってる事も有るのでご承知おきを。

里山はまだ秋の花が・・・

2021年09月10日 | 山野草
まだ早いかな?と思いながら、里山に秋の花を探しに。
イヌトウバナ(犬塔花)だと思います、が咲いてました。(^^;)

シソ科トウバナ属の多年草で北海道~九州に分布、花冠の長さ5~7mm。 

同科同属のヤマトウバナ(山塔花)とそっくりで、どちらなのか迷いました。
イヌトウバナは花冠に淡紅色の筋が有りますが、画像の花には無いような。
ただイヌトウバナは萼に長い白色の軟毛が有るので、イヌトウバナとしました。

花序が茎頂に一個しか無いので、ヤマトウバナのような気もしますけど。
※上2枚と下2枚は別の場所での撮影です。

コミスジ(小三筋)が地上に舞い降りました。 

ミスジチョウ、オオミスジ、ホシミスジ、コミスジが居ますが。
 

コミスジしか見た事が無いような、他のは居ないのかなぁ?

 タテハチョウ科イチモンジチョウ亜科で北海道~九州に分布、前翔長22~30mm。 

ハシカグサ(麻疹草)が一輪だけ咲いてました。 

アカネ科ハシカグサ属の1年草で、本州~沖縄に分布。
花の直径約2mmの小さな花、対照君で撮るのを忘れました。(^^;)

ヌスビトハギ(盗人萩)は沢山咲いてます。

 名残りのアキノタムラソウ(秋の田村草)、秋の名が付いてるのにもう殆んど終わってます。 

キンミズヒキ(金水引)はまだ健在、いたる所で見られました。 

名残りのアキノタムラソウにスジグロチャバネセセリ(條黒茶羽挵)・・・ではないかと。
これもヘリグロチャバネセセリ(縁黒茶羽挵)と言うそっくりさんが居て違いが分りません。
ヒメキマダラセセリ(姫黄斑挵)にも似てます。

お馴染みのヒメウラナミジャノメ(姫裏浪蛇の目)。 

こちらでは一番良く見られる蝶だと思います。 

花が殆ど見られないので、蝶ばかりになってしまいました。(^^ゞ
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サギとトンボ

2021年09月09日 | 生き物
田園地帯の生い茂る雑草の中に鳥でも居ないかと探します。
しかし何も居ないですね、声も聞こえません。
仕方なく、田圃の中に点々と見えるサギでも撮りましょうか。(^^;)
ダイサギ(大鷺)だと思います。

飛んでるところも狙ってみますが、上手く撮れません。

正面から飛んで来ましたが、遠くて画質が。(-_-;) 

羽を広げたところ、これも遠くて。(T_T) 

普段背景に構造物を入れる事は有りませんが、逆光で翅が透けてたので止むを得ず。 

サギを諦めトンボに切り替えます。
しかし、飛んでるトンボは難し杉の植林。
これでもかと言う程撮っても、使えたのはたった一枚でした。(>_<)
ウスバキトンボ(薄羽黄蜻蛉)ではないかと。

おっと!水路の中に突き出た枝?に見た事のないトンボが。
※枝の先端のピンク色の粒はジャンボタニシの卵です。

翅の真ん中に褐色の帯が有るトンボはミヤマアカネ(深山茜)しか知りません。 

まさかこんな平地には居ないだろう、ミヤマアカネなら凄いと思いながら撮ります。 

滅多に見られないので、全方向から。(^^) 

それにしても体色がアカネとは程遠く、緑に近いような。 

画像の下部、水面の反射をトンボに重ねて撮れないものか。
あっちからこっちから、上から地面スレスレから狙ってみます。
時間的に太陽の位置が悪く、どうしても思ったようには撮れませんでした。

結局背景が黒くなるような位置から、翅が辛うじて輝くように。 

帰ってから調べるとコフキトンボ(粉吹蜻蛉)と判明、初見初撮りです。
♂は青白くなるので、これは♀なのかも?

家の前のミカン畑が資材置き場に変わり、秋の虫の音が聞こえなくなってしまいました。
昨年の秋には沢山聞こえたのですが、季節感が無くなってちょっと寂しい気がします。
代りにダンプの暖機運転のエンジン音が聞こえるようになり、それも30~50分も。(ーー゛)
全く風情が無くなってしまいました、こうして自然がどんどん無くなって行くのでしょうね。
我が家の前の小さな自然のように。
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水田地帯の雑草の中に

2021年09月08日 | 山野草
水田地帯の片隅の、ススキやクズが生い茂る雑草地へ。
休耕田を雑草が覆ったのか、元々田圃ではなかったのか?
どちらにしても、中に分け入るのは不可能です。
そんな所にも野草が咲いてます、そんな所だからかも。(^^;)
何か咲いてるかな?と行ってみると、ツルマメ(蔓豆)が咲いてました。

マメ科ダイズ属の蔓性1年草で全国に分布。 

大豆の原種と言われてるようです。 

蝶形の花は長さ5~8mm。
対照君を入れて撮ったはずなのに、間違えて消してしまったようです。
ゴミ箱に残ってるかと調べても有りませんでした。

足元からツマグロヒョウモン(褄黒豹紋)♀が飛び立ち、草の葉にとまります。 

この個体はまだ翅が傷んでませんね、♀は争いをしないから?

ママコノシリヌグイ(継子の尻拭い)が沢山生えてました。
でも蕾ばかりで開花してるのはほんの少し。

タデ科イヌタデ属の花は何故一気に開かないのでしょう?
同科同属のミゾソバ(溝蕎麦)やミズヒキ(水引)も同じ咲き方ですよね。

キク科の花が一輪だけ咲いてました、さて何でしょう?
オオジシバリは花期が春、オニタビラコは花期が長く秋にも咲いてます。
しかし、オニタビラコは茎頂に幾つも花を咲かせるので違うような。

飽きるほど見たシオカラトンボ(塩辛蜻蛉)ですが、翅が光ってたので撮ってみました。 

田の畔に咲いていた小さな白い花、これも区別が難しい。 

アゼナ(畔菜)だと思いますが、そっくりさんにアメリカアゼナ、タケトアゼナが居ます
アメリカとタケトは帰化種、アゼナであって欲しいのですけど・・・。

この撮り方では分かりませんよね。(^^;) 

花の大きさです。 

帰化種のそっくりさんは本当に困ります、国籍の旗でも付いてると助かるのですが。(^^ゞ
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湿原の昆虫

2021年09月07日 | 生き物
湿原で撮った昆虫達です。
サワヒヨドリ(沢鵯)が咲いてました、まだ咲き始めです。
花の上に居るのは何の幼虫でしょう?

草叢にタマムシ(玉虫)を見付けます、どうやら力尽きる寸前のような。
辛うじてミズギボウシに掴まってます。

「よっこらしょ」なんとか這い上がりました。 

「おっとっと」力尽きたのか仰向けになりましたが、なんとか掴まってます。 

もう一度這い上がり、この後少し飛びました。 

しかし直ぐに傍の草の葉に。 

「今度こそ飛ぶぞ」とばかりに翅を広げます。 

「シュワッチ」 

残念、掛け声だけで直ぐ横の草にしがみ付きます。
もう殆んど飛ぶ力は残ってないような。


掴まってる事さえできず落下、徐々に落ちて行き、やがて見えなくなりました。
繁殖を終え力尽きたのでしょう、自然界の儚さを垣間見た気がします。

キセルアザミにツマグロヒョウモン(褄黒豹紋)の♂。 

翅も傷んでなく、まだ綺麗です。 

同じくキセルアザミに居たナミアゲハ(並揚羽)。 

こちらは翅がかなり傷んでます。 

それでもまだ蜜を吸い、体力を回復しようとしてるのでしょうか。 

最後はカヤネズミ(茅鼠)の巣です。
ネズミ科ネズミ属の国内で最小のネズミで、福島以南~九州に分布。
大きさは親指くらいで、体重は7~14gほどだとか。
環境省は指定外ですが、愛知では絶滅危惧Ⅱ類(VU)に指定されています。
写真を撮った時に中に居たかどうかは不明です。

まだツクツクボウシが賑やかに鳴いてました。

9月に入りまた雨の日が多いですが、今週は晴れが続きそう。
関東では気温が一気に下がったようですね、こちらはあまり下がりませんでした。
今週は最高気温が30℃を超えない予報で、最低気温も20~22℃予報。
少しは過ごし易くなりそうです。

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湿原の初秋の花

2021年09月06日 | 山野草
湿原内に入り目的の花の所へ、残念咲いてませんでした。
実は午後3時を過ぎないと咲かない花、この時はまだ3時前だったのです。
時間が来るまで他の花を見に行きましょう、まずはミミカキグサ(耳掻草)から。

花の大きさは3~5mm。 

そんな小さな花にトンボがとまって…る訳ないですよね。
撮った時は小さ過ぎて気付きませんでしたが、どう見てもトンボのような。

もう少し小さなムラサキミミカキグサ(紫耳掻草)。 

これはかなり良く撮れた方でしょう。(^^)
本当は一番小さなヒメミミカキグサ(姫耳掻草)を撮りたかったのですけど。
咲いてるはずなのですが、やはり小さ過ぎて見付けられませんでした。(T_T)

キセルアザミ(煙管薊)、別名マアザミ(真薊)又はサワアザミ(沢薊)。
キク科アザミ属の多年草で、本州~四国に分布する日本固有種。
※本州~四国としたのは、国立博物館「日本のアザミ」より。
  他の図鑑では本州~九州が多かったです。

咲き始めは花が下を向き、徐々に横向きになります。
横向きになった状態をキセル(煙管)に見立てたのが名前の由来。

花は更に上を向き、最後には直立します。 



今回の目的の一つの花、ヒメシロネ(姫白根)。 

シソ科シロネ属の多年草で、北海道~九州の湿地等に分布。 

葉は対生で段ごとに交互に90°向きが違い、上から見ると十文字に見えます。
直径約5mmの小さな花を咲かせます。

 15時過ぎ目的の花の場所へ、なんとか咲いていました。 

花の名前はミズオトギリ(水弟切)。 

オトギリソウ科ミズオトギリ属の多年草で、北海道~九州の池、沼、湿地に分布。 

午後3時過ぎないと開花せず、夕方には萎んでしまう短命の花。
この日は3時半頃には開いてなかったのに、4時頃行ったら開いてました。
短時間であっと言う間に開くようです、待っていれば開花するところが見られたかも?

帰り掛けに見付けたムラサキシキブ(紫式部)の実。 

目的の花の2種類がなんとか見られました。
ミズオトギリが終わると、今期見られる湿原の花は残り少なくなります。
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田圃と湿原

2021年09月05日 | 山野草
山裾の田圃周辺と何時もの湿原へ。
水田付近に咲いていたツリガネニンジン(釣鐘人参)。

山野で普通に見られるようですが、近隣ではそれほど多く見られません。
有る所には有るのですけど、って当たり前ですけど。(^^;)

逆光透かし撮りを狙ってみましたが、花が太陽と逆方向を向いていて撮れず。
 

水田脇に咲いてたヒレタゴボウ(鰭田牛蒡)。
別名アメリカミズキンバイ、名前の通り南北アメリカ原産の帰化種。
中央の花と花の間に見える黒い物はスクミリンゴガイ(ジャンボタニシ)です。

水田脇なのに稲が見えませんよね、多分リンゴガイに食べられてしまったからかと。 

林縁にゴンズイ(権萃)の実を見付けました。
これからもっと赤くなりパカッ!と割れて黒い種が出て来ます。

足元の笹に何か白い物が着いてます、近寄って見るとこんなのでした。
羽化中のオオミズアオ(大水青)と言う蛾です。

チョウ目ヤママユガ科で北海道~九州に分布、開帳80~120mmの大型の蛾。
翅がまだ伸び切って無いので逃げないだろうと、そっと対照君を。
羽化中の蛾を見たのは初めてでした、しかも超大型の。

これは何の実でしょうね?
アオツヅラフジ(青葛篭)かヒヨドリジョウゴ(鵯上戸)ですかね。

さて湿原に行ってみましょう、入り口に咲いていたコバノカモメヅル(小葉の鴎蔓)。 

昨年もでしたが、6月に既に撮ってるので今季二度目の開花です。 

勿論同じ株ですよ。 

湿原ではシラタマホシクサ(白玉星草)が咲き出してました。 

ホシクサ科ホシクサ属の1年草で、東海地方に分布する日本固有種。 


環境省の絶滅危惧Ⅱ類(VU)に指定、愛知でもⅡ類指定。

例年撮ってる名前の「星草」に合わせ、背景を暗くして星に見立てて。 


今回はシラタマホシクサが目的ではなく、別の花が目的。
その花は次回に。
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池のトンボとカイツブリ+ツバメ

2021年09月04日 | 
池にトンボとカイツブリ(鳰)を見に行ってみました。
先日のカイツブリの池とは別の池です。
池の周りにはセンニンソウ(仙人草)が沢山咲いてました。

ウスバキトンボ(薄羽黄蜻蛉)でしょうか、それともアキアカネ(秋茜)?
多分ウスバだと思います。

取水口の鉄柱に居た虫はクダマキモドキ(管巻擬き)ではないかと。
キリギリス科ツユムシ亜科で、ヒメ、サト、ヤマが居て、どれなのかは?(^^;)
クダマキとはクツワムシ(轡虫)の事で、クツワムシに似てるのでモドキ(擬き)が付いたようです。

同じ水門の鉄パイプに居たウチワヤンマ(団扇蜻蜓)。 

ギンヤンマ(銀蜻蜓)が飛び交ってました。 

しかしなかなか捉える事が出来ず、おまけに逆光で撮れてもシルエットに。 

なんとか順光で捉えたものの、ピントが今一今二今三くらいです。(-_-;) 

遠くの水際の枝の下にカイツブリの巣、以前にも撮った巣です。
親鳥?が座ってました、幼鳥は?

水面を見渡すと居ました幼鳥です、もう親鳥とほぼ同じ大きさです。 

一羽しかいないのか?と水面に目を凝らすも見えません。
樹上にサギが居ました、ダイサギ(大鷺)のような気がしますが・・・。

サギを撮っていたら、何時の間にかカイツブリの巣の中が幼鳥に変わってました。 

飛んでるトンボを狙っていたら、突然ツバメが群れで飛んで来ました。
画像は一羽しか写ってませんけど。(^^;)

そして次々と水面に突っ込み始めます。 

↑の連続写真です。 

水を飲むため?それとも水浴び?はたまた両方? 

飛ぶのが早いのと数が多くて狙いが定まらず。
連写時にはピントの追尾機能が効かず、追尾にすると連写が出来ないカメラ。
瞬間を撮るためにはピントを捨てざるを得ません。(>_<)

しかし、ピントを捨てても飛び込む瞬間は撮れませんでした。(T_T) 

飛び込む瞬間にシャッターを押したのでは間に合わないと言う事ですね。 

ビデオにしておけば良かった、と後から気付いでも既に遅し。
燕の群れは一斉にどこかに飛び去ってしまいましたとさ。(◞‸◟)
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ノダケ咲く

2021年09月03日 | 山野草
ノダケ(野竹)が咲いてる頃だろうと見に行きます。狭い所にノダケが沢山見られる場所で、蕾から花までが見られました。
上から見たノダケの蕾。

先端方向から見た蕾。

開き始めた花。 

花の大きさを対照君で。 

セリ科シシウド属の多年草で、関東以西~九州に分布。 

花の色は普通画像のような色ですが、稀に淡緑色や白花も見られるようです。 

花には多くの虫が来てました、↓は蜜蜂でしょうか。 

黒い虫の名前は? 

ミツバチですが、日本と西洋の区別は難しいようで。 

飛んでる蜜蜂を狙ってみましたが、上手く撮れませんでした。 

ノダケをたっぷり撮ったので、別の所へ様子を見に行きます。
畔に咲いていたニラ(韮)の花にツバメシジミ(燕小灰蝶)。

山裾には早くもツルリンドウ(蔓竜胆)が、まだ咲き始めたばかりでこれからですね。 

リンドウ科ツルリンドウ属の蔓性多年草で、北海道~九州に分布。 

春のハルリンドウや、秋のリンドウよりも小さな花です。 


おやおや、シモバシラ(霜柱)の花が咲いてるじゃ有りませんか。 

例年9月中旬以降ですが、何故かこの一株だけに花が。
温暖化と逆行する花ですね、単にこの一株だけが早起きしたのかも?

いよいよ秋の花を載せてる方が見られるようになって来ました。
一雨ごとに秋の気配が増す頃ですね。
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2種類の絶滅危惧種

2021年09月02日 | 山野草
とある低山に絶滅危惧種を見に行きました。
その花の名はミシマサイコ(三島柴胡)。

セリ科ミシマサイコ属の多年草で、本州~九州の陽当たりの良い山野に分布。 

江戸時代、漢方薬の「柴胡」として三島宿(現三島市)で取引が盛んでした。
産出される柴胡の品質が良い事からで、地名と柴胡が合体した名前。

環境省の絶滅危惧Ⅱ類(VU)指定種、愛知ではⅠB(EN)に指定されています。
東京、埼玉、富山、三重、奈良では絶滅となっていました。

ミシマサイコの花を抱く虫は何でしょう? 

一応調べてみましたが分かりませんでした。(^^;) 

花を撮った積もりでしたが、帰って大画面で見たら違う物が写ってました。 

自生のキキョウ(桔梗)の花が咲き残ってました。
雄性先熟で、咲き始めは未成熟の雄蕊が雌蕊を包んでます。

まだ雌蕊が出てない咲き始めの花なのに、既に虫に喰われてボロボロです。 

こちらが花粉を出し終えた雄蕊が倒れ、雌蕊が出て来た花。
桔梗も絶滅危惧種Ⅱ類(VU)ですが、栽培品を多く目にする為とてもそうは思えません。

ミカワマツムシソウ(三河松虫草)が咲き始めてました。 

スイカズラ科マツムシソウ属の2年草で、東海地方に分布する日本固有種。 

マツムシソウの変種とされてます。 

オケラ(朮)の蕾を見付けました。
キク科オケラ属の多年草で雌雄異株、本州~九州に分布。

魚の骨のような総苞外片が、まるで籠のように総苞を包んでいます。
これでキク科と言うのですから驚きです。

キキョウは秋の七草で季語も秋、マツムシソウとオケラも秋の花。
日中はまだ暑いですが、花は少し秋めいて来た感じです。
夜には小さいながらも虫の音も聞こえ始めました。
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カイツブリと池の周辺

2021年09月01日 | 山野草
以前巣を作っていたカイツブリの様子を見に行ってみました。
お盆の大雨で行けの水が大増水していて、巣が見当たりません。
増水で水没してしまったようです。
カイツブリも居なくなったか?と暫く見ていたら水面に顔を出しました。

これが以前居た親鳥なのか、それとも成長した子供なのか? 

もう一羽居ました、番なのか兄弟又は姉妹なのか?
どちらにしても幼鳥は見られませんでした。

折角来たので、池の周辺で花かトンボでも探してみましょう。
ツルボ(蔓穂)に蜂。

何バチでしょうか? 

ツチイナゴ(土稲子)の幼虫。 

涙目が特徴です。(^^;) 

笹藪の近くを歩くと、ホソミイトトンボ(細身糸蜻蛉)が次々と飛びます。

 ご覧のように眼後紋がつながってるのが特徴。
胴も細いですが、比較するものが無いので見た目で判断するしか有りません。

ゆっくり飛びますが、とまりそうでなかなかとまってくれません。 

何匹も飛んでるので、目移りして撮り逃がしてばかり。(T_T)

ボタンヅル(牡丹蔓)が咲いてました。
葉は1回3出複葉で、鋸歯が有るのがセンニンソウとの違い。

名前の由来は、葉が牡丹の葉に似てるからだとか、似てますかね? 

センニンソウ(仙人草)も咲いてます。(ボタンヅルと同科同属)
葉は奇数羽状複葉で鋸歯は有りません(全縁)。
葉は変化が多く、ヤマノイモの葉のような尖った心形(♡)から↓のような卵形まで様々。

実はここにはボタンヅルとセンニンソウが同居していました。
手前の鋸歯の有るのがボタンヅルで、奥の鋸歯の無いのがセンニンソウ。

ボタンとセンニンが同居してるのは珍しいのでしょうかね?
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