突然ですが
「出色」という漢字、読めますか?
「他より目立ってすぐれていること」という意味です。
そのまま素直に読むと
正しく読めるかと思います。
答えは…
答えは
「しゅっしょく」でした。
わかりましたでしょうか?
現代ビジネス編集部
突然ですが
「出色」という漢字、読めますか?
「他より目立ってすぐれていること」という意味です。
そのまま素直に読むと
正しく読めるかと思います。
答えは
「しゅっしょく」でした。
わかりましたでしょうか?
JR京終駅は、京終地域の玄関口である小さな駅であり、2019年には明治の開業当初の姿をイメージした姿にリニューアルされました。
リニューアル後の駅舎にはカフェが設けられ「地域イベント」の拠点としても活用できるようになっているため、「単なる駅」でなく「観光拠点」として今後存在感がますます高まっていくことが期待されます。
奈良市内の「京終(きょうばて)」地域は、奈良の主要観光地として大勢の観光客が訪れる「ならまち」の南側、JR線の京終駅などを中心とする一帯を指す地名です。
この「京終」という地名は、難読地名として有名な存在であり、奈良交通バスのバス停には「北京終町」や「南京終町」といったバス停がありますが、初めて奈良に訪れた観光客で「きょうばて」と読める人は少なく、しばしば「ぺきんおわりまち」・「なんきんおわりまち」と読み間違える人がいるという「笑い話」もあながち嘘とは言えません。
地名の由来は、その漢字の意味する通り「京」の「終わり」、すなわち奈良時代の「平城京」の端・はずれにあたる場所という意味を持っています。かつての平城京では、この京終地域は南東端にあたる場所であり、平城京が無くなって次第に現在のならまち一帯が奈良のまちの中心部となってからも、やはり京終地域は奈良のまちの南の端、南の玄関口として機能し続けました。また、この地域は現在のならまち地域に広大な境内地を有していた元興寺との結びつきも強かった他、かつては行基が創建したとされる「福寺」と呼ばれるお寺も存在したなど、深い歴史を有する空間となっています。地域を南北に貫く形では古代からの街道である「上ツ道」も伸びており、近世などには伊勢神宮や長谷寺参詣の主要ルートとして多くの参詣者が通った「街道沿い」のまちでもあり、現在でも石燈籠などにその面影が残されています。
なお、近代以降には京終の地がかつての有名なレコード会社である「帝國蓄音機(テイチク)」の創業の地となったほか、京終駅には大和高原からの物資を輸送するロープウェイの終着駅が設けられていたなど「産業」のまちとして栄えた歴史も持っています。