【難読漢字】「昂る」って読めますか?
読めそうで読めない!
「気持ちが昂る」のような使い方をします。
絶対に聞いたことがある言葉ですが
意外と読めない人も多いかも…
果たして正解は?
正解は「たかぶる」でした。
「高ぶる」とも書きます。
マネー現代 クイズ部
「昂る」(たかぶ-る)の意味は、次の二つです。
- 高くなる、高まる、亢進(こうしん)する
- ほこる、自慢する、高慢な態度をとる
どちらの意味においても、気持ち・感情・態度などが「高くなる」(強くなる、大きくなる、ある基準よりも高くなる)という意味は共通です。
このうち2番目の意味は今日ではあまり使われていませんが、「驕り昂る」(おごりたかぶる)などの言い回しに用例を見ることができます。
「昂」(コウ)という字は、「日」がのぼるさまを「卬」=「あおぐ」さまを表しています。「卬」のつくりは、「仰ぐ」(あおぐ)という字にも見ることができますね。
日をあおぐさまから、「昂」は「日がのぼる」「値があがる」「たかぶる、意気があがる」「たかい」「あきらか」などの意味を持ちます。太陽がのぼるご利益にあやかって、人名にも使われることがあります。
「昂」の字を含む熟語としては、「激昂」(げっこう)、「軒昂」(けんこう)などがあります。さらに、「高」や「興」の字にも通じており、「高揚」を「昂揚」、「興奮」を「昂奮」と書くこともできます。
日をあおぐさまから、「昂」は「日がのぼる」「値があがる」「たかぶる、意気があがる」「たかい」「あきらか」などの意味を持ちます。太陽がのぼるご利益にあやかって、人名にも使われることがあります。
「昂」の字を含む熟語としては、「激昂」(げっこう)、「軒昂」(けんこう)などがあります。さらに、「高」や「興」の字にも通じており、「高揚」を「昂揚」、「興奮」を「昂奮」と書くこともできます。