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西側に衝撃が走る、ロシアが宇宙に核兵器を配備する可能性 アメリカの対露強硬路線は「最終兵器」の開発にロシアを追い込む 2024.02.16

2024年02月17日 05時19分53秒 | 日記

西側に衝撃が走る、ロシアが宇宙に核兵器を配備する可能性 アメリカの対露強硬路線は「最終兵器」の開発にロシアを追い込む

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人工衛星のイメージ画像。

《ニュース》

ロシアが宇宙空間に核兵器を利用した対衛星兵器を開発している可能性があると、米メディアが複数の議会関係者の話をもとに報じ、物議を醸しています。

 

《詳細》

ロシアの新兵器が何であるかは正確には不明ですが、専門家の見立てによると、核兵器を爆発させて、衛星を破壊するといった対衛星兵器ではなく、核エネルギーを使った電磁パルス(EMP)によって無力化する可能性などがあるといいます。

 

米国家安全保障会議(NSC)のカービー戦略広報調整官は15日の記者会見で、まだ実戦配備の段階には至っていないため、「誰の安全にも差し迫った脅威はない」と指摘。また、地上での対人攻撃や物理的破壊に使用する兵器ではないとも説明します。

 

米CNNは、「米科学者連盟の核情報プロジェクトのディレクター、ハンス・クリステンセン氏によれば、(アメリカの)議員らはこのシステムについて直ちに脅威とはならないとみているものの、対衛星兵器が軌道に乗れば、米国の核兵器の管理・制御用衛星にとって重大な脅威となるという」と伝えています(2月15日付日本語版)。

 

また米紙ワシントン・ポストは、「(ロシアが人類初の人工衛星を打ち上げた)スプートニクと宇宙時代の幕開けにさかのぼる恐怖を煽る」と報じています(15日付電子版)。


ギリシャがキリスト正教会の猛反対を押切り、同性婚を認める 反発の声が根強い中での合法化は社会の混乱をもたらしかねない 2024.02.16

2024年02月17日 05時18分47秒 | 日記

ギリシャがキリスト正教会の猛反対を押切り、同性婚を認める 反発の声が根強い中での合法化は社会の混乱をもたらしかねない

<picture>ギリシャがキリスト正教会の猛反対を押切り、同性婚を認める 反発の声が根強い中での合法化は社会の混乱をもたらしかねない</picture>

 

《ニュース》

ギリシャ議会は15日、同性間の結婚や同性婚カップルの養子縁組を認める法案を可決しました。

 

《詳細》

ギリシャでは2015年に、同性カップルにも男女間の夫婦の権利(相続権など)を一部享受できる法律が可決されていました。他方、信者が人口の8割以上を占めるギリシャ正教会は、同性婚の制度化は「社会の結束を崩壊させる」として強く反対してきました。

 

そうした中、正教国家として初めて同性婚を合法とする法律が、このほど可決されました。キリアコス・ミツォタキス首相の中道右派政府が起草し、主要野党シリザを含む4つの左派政党も支持した本法案は、議員300人中176人が賛成したということです。一方で、76人が反対票を投じたほか、2人が棄権、46人は出席しなかったといいます。なお、代理出産は反対の声が多く、法案には盛り込まれませんでした。

 

ミツォタキス首相は採決後、「人権にとって画期的な出来事だ」とX(旧ツイッター)に投稿し、進歩的で民主的な現在のギリシャを反映しているとの見解を示しました。

 

法案をめぐっては、以前から議会内で反対の声が上がっていました。新民主主義党保守派で元首相のアントニス・サマラス氏は、「同性婚は人権ではなく、そして我が国に対する国際的な義務でもない」「子供は両性の両親を持つ権利がある」と主張しています。

 

正教会の影響が強いギリシャで同性婚が認められたことについては、同国内で社会の混乱をもたらすのではないかという懸念があります。