登山メモ

酒飲みの登山メモ

2015年03月奥多摩(三つドッケ・ハナト岩)

2015年03月12日 | 日記

今回も当初の計画とは大違いの行程。

3月10日に出発予定が、アイゼン見つからず一日延期。

当初の予定コースは東日原~一杯水から酉谷小屋(泊)~雲取山山頂避難小屋(泊)~三条の湯(泊)~帰宅

の3泊4日の予定。

以下の経過で一泊2日のていたらく。気力が無いと思います。

03月11日(水)

 東北震災の日。当日私は、鷹ノ巣山から避難小屋へ降りてくる途中で、一晩眠れずラジオを聴いていました。

 都内は、帰宅困難者が多数出ましたが、翌日はすんなり自宅に帰れました。

 液状化の被害をこうむった場所でしたが、被害は最小限ですみました。

 その時思ったのは、登山の装備はそのまま緊急災害時に代用できるということ。

 福島を筆頭に、被災地および被災された方の再興を願っております。

 08時50分 出発

 11時20分 滝煎りの峰

 13時10分 一杯水避難小屋

 13時20分 出発

  天目山往復

 15時00分 一杯水小屋到着

 本当は鎮魂の意味で、鷹ノ巣山へ行くべきだったかも。日原方面へのバスへ乗車した人数は意外に多かったが

 川乗橋で下車したのは2名のみ。東日原で10名くらい下車。その先も結構な人数。

 5人ほどのグループ結構な装備で東日原で降りた。この時間だと酉谷山避難小屋までいけると想定。

  仮に酉谷避難小屋に泊まるとしたら多分こちらは泊まれない。鷹ノ巣方面へ行くなら本日原で下車するだろうし

 一杯水で今日は終りにするか考慮。いろいろ考えて歩いていたら上り口を間違えてしまって引き返す。

 水道配分所で、帽子を鉢巻にかえ一服していると、バスで同乗していたカップルが軽快な足取りで追い越していった。

 まずはジグザグの急坂を登る。雪も氷もなし。避難小屋付近で水は期待できないので3リットル持参。

 尾根の側道に取り付き先に進むと、やがて落ち葉に埋もれた氷が出てくる。

  

 滝の入峰直下のポイントの先の、危険箇所には落ち葉が積もっているが氷はなし。

 晴天で冷たい風が少々。木立の間から見える山々は、白く彩られ青い空との風景も素晴らしい。

 登るにつれ雪・氷の箇所も増えるがアイゼン不要。

 一杯水小屋に到着すると、前述のカップル迎えてくれる。上り口を説明しこうはここで泊に決定し荷を解く。

 天目山へ空荷で向かう。第一ピークから天目山への下り、ちょっとした岩場2箇所雪があってちょっと厳しいが

 木の枝を支えにアイゼンなしで下る。空荷は楽。

 山頂に到着すると、くだんのカップル迎えてくれる。

 少々かすみはあるが、展望は素晴らしい。新規のカメラ操作に慣れずいい写真が撮れない。

            

 奥多摩の走破ルートなんぞ話したあと先に下山。

 小屋で食事の準備をしていると下山してきて、東日原へ戻っていった。

 明るい人達でこれからも奥多摩の山々を楽しんでほしい。

  

 夜も晴天で夜景が美しい。星もくっきり月が出てくると結構明るい。

 ヘッドランプが壊れてしまってスペアで対処。

 、

03月12日(木)

 酉谷小屋に向かうもアクシデントで、気が無くなり途中で引き返し一杯水避難小屋から東日原へ戻る。

 05時50分 出発

 07時20分 ハナド岩

 08時00分 三つドッケ分岐

 08時20分 天目山山頂

 08時45分 一杯水避難小屋

 10時50分 滝入りの峰

 12時20分 東日原

 今日は側道経由で、酉谷小屋方面へ向かう。小屋前の水が出ているかどうかで

 行き先および停泊地を決める予定。

 小屋からすぐの一番足場の悪い場所、雪が積もっているが、ちょうどいい具合に固まっている。

 雪の箇所が長そうなのでアイゼン途中で装着。まあ滑ったらハイサヨウナラてな感じで

 天目山への直登ルートとの合流点までは気が抜けなかった。

    

 この先はずっと雪道。結構積もっているがここも固まっているので支障なし。

  

 ここでラジオが突然消える。多分イヤホンのコードを岩に引っ掛けた時に、断線したのだろう。

 どうもアイゼン・体調(下痢気味)・ヘッドランプと続くと今後が思いやられる。

 ちなみに今後の行動案はいかのとおり。

 ・酉谷山湖や前に水が出ていれば雲取山へ向かう。

 ・水が出てなければ、小屋に荷を置き沢まで下り(休酉谷小屋周辺)水補給の上、ウトウノ頭または天祖山経由で下山。

 どうも今回の登山余り運がよくなさそう。明日は13日の金曜日。ウトウノ頭のルートまた迷いそう(雪の影響)

 結局またまた尻尾巻いて、今日中にもと来たルートで下山することに決定。

 とりあえず荷をおいてハナト岩まで向かう。ここは目の前が開けているので必ずよること。

            

      

 戻って天目山の直答ルートに進む。山頂まで急坂できついが、雪があるので足場が確保され意外に早く到着。

        

 一服後下山開始。一杯水小屋でアイゼン外しのんびり下る。

 東日原のバス停に荷を置き、中日原の水を土産に持ち帰る。今日はこれで一杯しよう。

 こうなったら来週はリベンジだ。