やっと退院したが、今日までずっと寝っぱなし。
まあ自業自得だが、お屠蘇を飲みすぎたみたい。
当面自粛するしかない。
今日は快調で、手抜きのリハビリのも行って
昼食も完食。
少し感覚も戻ってきたので、ちょっと本読んでみた。
宮城谷の「孟嘗君」これは孟嘗君よりも際立って
傾倒する人物がいる。「白圭」まあ物語として
面白いが、じわじわと魅力にひかれるのは中心人物として
「白圭」がいるからである。
このころの作者は脂がのっていたと思う。
登場人物への洞察力・愛情がひしひしと伝わり
ストリーテラーとして魅力的であった。
近年戦国時代の小説が、続いているが何か
無味乾燥に感じる。事象にとらわ作者の感情が
伝わっていない
もう一度中国史に戻って一作お願いしたいものである。