3年前にいただいた鉢植えのあじさい。
去年も一昨年も花をつけなかったのです。あまりちゃんと世話してあげていなかったのに(ごめんなさい)今年つぼみをつけました。
庭に植えているあじさいもすごくたくさん花をつける年とあまり咲かない年があります。
こんな言葉覚えておられますか?
「何も咲かない寒い日は、下へ下へと根をのばせ。 やがて大きな花が咲く。」
そうです。高橋尚子さんの言葉。あじさいに励まされる私です。(ナニモサカナイトシモアル。・・・)
今日もがんばって行こう!
Qちゃんのもう一つの座右の銘。
「人己腹心(じんこふくしん)」。 (本当は腹は横を向いているのだけれど、操作がわからず腹が立ってしまう???自分の性格の至らなさに似て・・)( ̄△ ̄;)
「人を大きく立てて、自分は常に謙虚で小さく、できるだけ腹を立てず、寛容な丸い心でいたい。」
トップアスリートの言葉は説得力があります。
今日は父の日。
謙虚に丸く・・・でいきます。
昨日は宇治店でブルグミュラー講座がありました。
いつものPENじいくれふ例会もここに合流したのですが、そのときお借りできることになっていた2つのビデオ&DVDを帰ってから見ました。
1つはI先生にお借りした、心斎橋で行われたK先生のPTNA課題曲公開レッスンです。きちんと分析し、小さな子にもわかるように、しかし妥協なく毅然と伝えておられることにさすがだなあと思いました。
言葉もこう弾いてと弾かれる音もすばらしく本当によくわかる指導でとても勉強になりました。
もう一つはY先生にお借りした「のだめカンタービレ」のドラマとアニメのDVDです。あまりドラマを見ていなくて生徒に「あの場面が思い浮かぶ~。弾きたい」とか言われて、遅ればせながらやっと見ることができました。(´▽`*)/♪Thanks♪(こちらは一度には見られないので、昨日は1,2話を。)
ここにでてくる曲は好きな曲や学生時代のオケでの思い出深い曲が多くて、楽しみです。
このドラマの演出は面白いですね。こんなタッチもいいなあ。
原作コミックも楽しみ。
子どもの頃、私と姉、弟はそろって巨人ファン、父は阪神ファン。
甲子園に野球観戦に行くと父は妥協して巨人側に席を取ってくれました。
原監督が選手だった頃までは、巨人好きだったのだけれど、今、「どこのファン?」と聞かれると???です。でも39才の桑田投手の言葉じいんときます。
「目標を持って、それに向かって努力するのが僕のスタイル。目標が達成されなくても、努力している姿勢が好き。こうして目標を達成させていただけるのは、感謝の気持ちしかない。達成したから偉いわけでもなく、できなかったからダメなわけでもない。」
人それぞれに大なり小なり夢や目標があります。
平凡な人間でも、若くなくても、そんなに突拍子もない分不相応な夢や目標でない限りは、努力する価値があり、その過程が大切なのだと思います。
これはシューマンの作品番号を持つはじめの作品「アベッグ変奏曲」(作品1)が出版されたときにシューマンが母に送った手紙に書かれた言葉だそうです。(今日のぴあのピアより)
安定を求める母の願いを聞き法律家をめざしたものの音楽から離れられず、音楽の道を進む決意をしてヴィーク氏(クララの父)のもとで猛烈な勉強をはじめた若きシューマンの最初の作品として出版されています。
「音楽などでは絶対に食べていけない・・・」それでも・・・というのは、古今かわらぬ悩み??なのでしょう。出版されたからといってその道に保証はないけれど、そのときの嬉しさがこの言葉にはよく表れています。
アベッグは"Abegg"、シューマンの友人が熱をあげていた(実はシューマンも)女性の名前で”Meta Abegg”嬢のためにかかれたのだけれど、パウリーネ・フォン・アベック伯爵令嬢に捧げられたそうです。(シューマンの恋の相手かと友人たちはその存在を探したそうですが架空の人物だったとか)
ドイツ音名でABEGG(ラ シ♭ ミ ソ ソ)のテーマで始まる魅力的な曲です。もしこんなふうに曲を捧げられたら嬉しいでしょうか??それともちょっと怖さを感じるかな???シューマンらしい曲です。
明日6月12日(火)は宇治店での八尋直哉先生のブルグミュラー講座に合流します。
時間は10:00~12:00です。
お店の方に聞くと駐車場もたぶん大丈夫だろうとのことです。心配な方は少し早めに行って楽譜やCDなどお買い物しておくのもいいですね。http://www.jeugia.co.jp/yamaha/event/music_seminar/yahiro070323.html
今回A2級(就学前幼児)はたった3人。昨年度のこの会場のレベルがあまりに高くて完璧すぎて敬遠されたせいでしょうか?
「聴きに行くだけで勉強になる」「出ることで格段に進歩する」のだけれど、本選ねらいの子は、違う世界を生きているという感じさえするぐらい、美しく完璧です。姿立ち振る舞いからきれいです。
本当なら「ものすごく難しいし、これは聴きに行くだけにしておいたら?」というのがいいのかもしれない。でも挑戦する中で学ぶことは、とてもたくさんある。そのしんどさを経験した子はやっぱりまちがいなく上手になっているのではないかと思います。
で、今年も挑戦する子がいます。
いろいろな方のアドバイスレッスンもおすすめしていますが、自分ももっともっと勉強と練習しなければ。
いつもの5kmコース。
この前、いい香りの花をいっぱい咲かせていたみかんの木には、かわいいみかんの赤ちゃんがいっぱい。
ここから秋までかかって大きくなるのですね。
このあたりでは、もうそろそろ蛍も見られます。保護の黒いネットもはられたし、今週16日(土)は蛍祭り。
しばらく蛍を見ていないという方どうですか?混まないウィークデーの夜8時以降ぐらいのほうがおすすめですが。
英語だとfirefly(火のはえ)とかfirebug(火の虫)とかになるのですよね。
日本語の「蛍」というのは言葉の響きも漢字も美しいといつも思います。
今日はこれから秋篠音楽堂へPTNAピアノコンペティション奈良前期の予選を聴きに行きます。ここにでる子はいませんが、7月に出場する子がいるので教材研究です。聴きたい分のソロは午前中で終わります。
せっかく奈良に行くのなら、もちろんお買い物も。(* ̄▽ ̄)
その後は打ちっぱなしの休日フルコースかな?!
中学の部活はどこもハードです。
運動部や吹奏楽部でがんばりながらピアノを続けるのは結構大変ですが、Aちゃんはずっと両立して、夜8時に来ます。
中学受験の時も全く休んだことがなくて、続けるコツを聞いたとき「塾の勉強は塾でしかやらなくて、ピアノは先生のとこでしか弾かない。家ではゆっくりしてたし・・・。」ということでした。それでできる力があるのと音楽好きなのですね。
で、今は中3で陸上部。
今年は200mとリレーで上の大会に進んだそう。
「100mはまわりの学校の子のレベルが高くて・・。」
「レベル高いって、どれぐらいで走らはるん?」
「O中で12秒台で走る人がいる。」
「ええっ?女子で12秒台?」
Aちゃんも13秒台ですごいと思っていたんですが。
短距離はDNA、素質。子どもの頃から速く走れる人はいつも決まっていて、ただただうらやましい限りでした。でも、プラス、やっぱりいい先生や友達、先輩との日々の練習、努力なしでは記録は伸びていかないですよね。
ピアノは「ジャズを弾いてみたい」とのこと。
好きなこと、やりたいことがあって、いつも何かに夢中になっている、そういうことが大切だなあと思います。
学生時代オーケストラの指導をしてくださったH先生、A先生、故K先生。
音楽する喜びを伝える仕事をしたいと思うようになったのは先生方に教えていただいて、本当に楽しかった記憶が原点にあります。(もちろん音楽そのものの力もありますが)
接点は残念ながらないのですが、3人の先生方が来られるその前に私財を投じてオーケストラを作ることに専念されたというM先生が、1日(金)ご逝去されたそうです。
療養施設に入られていてもヴァイオリンを離されず、一日6時間も練習されていたそうで、97年間、最後まで音楽一筋だったと聞きました。
そして、テレビでは羽田健太郎(はねだ・けんたろう)さんが2日肝細胞がんのため、58歳で都内の病院で死去されたというニュースも。
この間コンサートにいったばかり。あんなに楽しそうにラプソディーインブルーを弾いておられたのに。滑りそうな??だじゃれも連発して元気そうだったのに。
空の向こうでまた音楽会、開いておられるでしょうか?
音楽の楽しさをずっと伝え続けておられる・・・そんな姿が目に浮かびます。
ご冥福をお祈りします。
緊張、プレッシャー・・、いろんな場面であるのだけれど、それに押しつぶされそうになるとき、どんなに有名な演奏家でも、スポーツ選手でも緊張しない人はそんなにはいないのだから、私など緊張してしまうのは当たり前なのだとこの頃やっと思えるようになってきました。緊張を楽しむことはできなくても「それでいいんだよ」みたいな・・。
(いい子でン十年育った???せいか、以前は間違っちゃダメ、ちゃんとできなくちゃダメ、できないならやりたくない、みっともないのはいや・・・できないとわかっていてもそんな完全主義の亡霊に攻められ続けることがありました。)
三大テノールの一人パバロッティはトリノオリンピックでオペラのアリア「誰も寝てはならぬ」を開会式で歌いましたが、直前の心境をこんな風に語ったと言います。
「今こそ最悪の時だ。やるべきことはすべてやった・・・。ついに舞台へ出るときが来た。最後の死の行進が始まる。」
この記事を読んだとき、正直驚きました。世界のあらゆる舞台で喝采を受けた名テノール。自身の「テーマソング」と言われるぐらい、どれだけこの曲を歌ったかわからない・・、そんな人でもこんな思いでいる・・。
チャイコフスキーコンクールのピアノ部門で日本人としてはじめて優勝した上原彩子さん。
テレビのドキュメンタリーで本番直前、舞台袖で手のひらに「人」という字を書いて飲みこんでいた。
プレッシャーの中で力を発揮できる人には心底あこがれます。
Golf、はじめてタイガー・ウッズが宮崎に来たとき、ウッズ大好きの主人と観戦に行ったのですが、カメラカメラ人人の列・・いつもこんな中でプレーしているすごさを感じました。去年、茨木CCに女子ツアーを見に行ったときの藍ちゃんも「すごい」と思ったし、昨日のハンカチ王子も今日のハニカミ王子も・・・。
緊張を楽しめずとも、最悪と思ってふるえつつも、逃げないで向かえるようになりたいなあ~。
日本映画は映画館でそんなにたくさん見ていなかったのだけれど、前作が強烈でとてもよかったので、今回も見てみようということになりました。
期待を裏切らず(超えず想定内??)というところでしょうか?
「いやぁ面白かったです!井筒監督最高!
とくに70年代の薄っぺらな戦争映画制作現場と、40年代の現実の戦争の酷さを同時並行で見せた試みが素晴らしい。」
「井筒監督は時代考証も徹底してやってますよね。
自分の感情で歴史捏造をやるようなバカじゃないこともご存じですよね?
ここでしつこく絡まれている強制連行、従軍慰安婦の問題。それが事実であったことは、日本の最高裁が認めています。・・」
等々ネット上でもいろいろな感想がありました。
「純情きらり」のツヨシ役で好感もてる演技をしていた井坂さんがアンソン役でなかなかかっこいいし、キョンジャ役の中村ゆりさんがとてもすてきでした。
前作の「イムジン河」や今回も使われた「あのすばらしい愛をもう一度」など加藤和彦さんの音楽は私たちにとってはなんとも懐かしい響きです。