鍵屋良房で美味しいくずきりを頂いた後、上賀茂へと来ました。
この11日まで公開されている社家「梅辻家住宅」を見学に行きましたが、台風の影響を考慮して本日の拝観は中止との貼紙が、、、HPを見ておくべきでした。
メゲずに、近くにある西村家住宅に来ました。
いつめは明神川に沿って社家とよばれる旧神官の住宅が並んでいますが、その明神川の水も台風による大雨を想定して流されずに直接、賀茂川に流されています。
家屋は西村家八代目当主清三郎が明治中頃に建てた数寄屋造の邸宅です。
庭園には明神川からの水を引き入れ、"曲水の宴"の小川が流れています。
石灯籠まえには上賀茂神社の御神体山の神山(こうやま)の降臨石に見立てた巨石があり、また、神官が出仕する前に身を清めた井戸跡も残っています。
庭園内を流れた水は再び明神川へと戻る工夫がされています。
この地域一帯は国の伝統的建造物群保存地区に指定され景観が保護されています。
上賀茂地域ではこちら西村家住宅と梅辻家住宅、下鴨地域では唯一"鴨脚家(いちょうけ)住宅が残るのみとなっています。
最後に、見学が出来なかった梅辻さん住宅の写真を掲載します。
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