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マツタケの話題

2007年10月17日 | きのこ ゼミ 情報メール
ようやく涼しくなり、秋のキノコシーズンの到来です。
昔から京都では、金木犀の香りが漂うとマツタケ狩りに出掛けていたそうです。

ところで、国内のマツタケ生産の多い都道府県はどこだかご存じですか?

平成18年度の統計結果ですが、
 長野 26.9(トン)
 岡山 10.7
 広島 7.5
 岩手 4.0
 京都 3.8
となっています。

○どしてまつたけってあんなに高いの?
 http://r25.jp/index.php/m/WB/a/WB001120/id/200710041121?vos=nr25ln0161002

昔は、関西以西がマツタケの産地でした。
でも、マツクイムシによってアカマツが枯れていった結果、
マツタケの産地は東北へと移っていってしまいました。
そして、いまは長野県がマツタケの大生産地となっています。
長野県ではなんと「まつたけ観光」という企画もあります。

○最盛期迎え、大にぎわい 豊丘・堀越の「まつたけ観光」
 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20071016-00000001-cnc-l20

マツタケはやがて絶滅してしまうのではないでしょうか?
それとも、
アカマツとは違う宿主を見つけて生き延びてくれればいいですね。
中国のマツタケは、マツ類ではなく広葉樹に発生します。
日本のマツタケも進化すれば、マツ以外の樹木に生えるのでしょうか?