きのこというと低カロリーの食品ということで、メタボ対策には人気があります。
では、栄養はないのでしょうか?
きのこの組成の大部分は炭水化物ですが、人間には消化できないβ-グルカンという物質です。
ダイエットの目の敵にされる脂質は数%程度です。
タンパク質は、実は意外と多く、シイタケやヒラタケでは10数%、アジア圏で人気のあるフクロタケでは20-40%にもなります。
タンパク質の組成はアミノ酸ですが、きのこにはロイシンやリシンが割と多く、これらは他の作物では摂取しにくいものです。
これに着目して、きのこをタンパク源にしようという研究も行われていますが、なにぶん消化しにくいグルカンとメラニンに包まれていますから、そう簡単にいくかどうか。
うまく消化できる方法があると、健康食品としてはまたグレードアップするのではないでしょうか。
参考:
"Mushroom Biology", Eds. by Miles & Chang, World Science, 1997
では、栄養はないのでしょうか?
きのこの組成の大部分は炭水化物ですが、人間には消化できないβ-グルカンという物質です。
ダイエットの目の敵にされる脂質は数%程度です。
タンパク質は、実は意外と多く、シイタケやヒラタケでは10数%、アジア圏で人気のあるフクロタケでは20-40%にもなります。
タンパク質の組成はアミノ酸ですが、きのこにはロイシンやリシンが割と多く、これらは他の作物では摂取しにくいものです。
これに着目して、きのこをタンパク源にしようという研究も行われていますが、なにぶん消化しにくいグルカンとメラニンに包まれていますから、そう簡単にいくかどうか。
うまく消化できる方法があると、健康食品としてはまたグレードアップするのではないでしょうか。
参考:
"Mushroom Biology", Eds. by Miles & Chang, World Science, 1997