◆発光性キノコの新種:永遠の光
ナショナルジオグラフィック ニュース
http://www.nationalgeographic.co.jp/news/news_article.php?file_id=2009100602&expand
ブラジルの熱帯雨林で光を放ち続けるクヌギタケ属の新種、ミケナ・ルクセテルナ(Mycena luxaeterna)。写真上は自然光で、下は光を遮断して撮影された。キリスト教会のミサ曲「レクイエム」の終章「Lux aeterna」に由来する学名が示す
ように、まさしく永遠の光を放っている。
10月5日付の「Mycologia」誌に発表された論文によると、この小さなキノコを含
む新種の発光性キノコ7種類が発見されたことにより、現在確認されている発光性キノコは71種類となった。
サンフランシスコ州立大学のデニス・デジャルダン氏らの研究チームは、新月の時期で一寸先も見えないほどの暗闇の中、キノコを探して熱帯雨林を歩き回ったという。
しかし、「足元を見ると、夜空を見ているようだった。小さなキノコひとつひとつが星のようで、それはもう美しかった」とデジャルダン氏は語る。
ミケナ・ルクセテルナは、ジェル状の粘液が茎を覆っているのが特徴で、これで気温が上がる昼間に水分を保持していると考えられる。この粘液に気づかずにキノコの上にとまった虫は、ハエ捕り紙のようにくっついて離れられなくなるという。この新種キノコをサンパウロ大学のカッシウス・V・ステヴァーニ氏との共同調査で発見された。
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ブラジルの熱帯雨林で光を放ち続けるクヌギタケ属の新種、ミケナ・ルクセテルナ(Mycena luxaeterna)。写真上は自然光で、下は光を遮断して撮影された。キリスト教会のミサ曲「レクイエム」の終章「Lux aeterna」に由来する学名が示す
ように、まさしく永遠の光を放っている。
10月5日付の「Mycologia」誌に発表された論文によると、この小さなキノコを含
む新種の発光性キノコ7種類が発見されたことにより、現在確認されている発光性キノコは71種類となった。
サンフランシスコ州立大学のデニス・デジャルダン氏らの研究チームは、新月の時期で一寸先も見えないほどの暗闇の中、キノコを探して熱帯雨林を歩き回ったという。
しかし、「足元を見ると、夜空を見ているようだった。小さなキノコひとつひとつが星のようで、それはもう美しかった」とデジャルダン氏は語る。
ミケナ・ルクセテルナは、ジェル状の粘液が茎を覆っているのが特徴で、これで気温が上がる昼間に水分を保持していると考えられる。この粘液に気づかずにキノコの上にとまった虫は、ハエ捕り紙のようにくっついて離れられなくなるという。この新種キノコをサンパウロ大学のカッシウス・V・ステヴァーニ氏との共同調査で発見された。
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