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書籍紹介:菌類の生物学―生活様式を理解する

2011年08月04日 | きのこ ゼミ 情報メール
 「菌類の生物学」という菌学の教科書の翻訳本が出ました。
 原本が1999年ということで、内容が若干古いところもあります。
それでも他にはあまり掲載されていない図が載っています。例えば、菌糸の細胞構造などは、微生物ハンドブックには載っていますが、こうした単行本で載っているのは珍しいので重宝します。
 他にもわかりやすい図が載っているので、菌学を勉強するには必携といえるでしょう。
 内容は大学生1,2回生レベルということですが、菌類に多少なじみのある人ならそれほど抵抗なく読めると思います。

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菌類の生物学―生活様式を理解する
D.H. ジェニングス (著), G. リゼック (著),広瀬 大 (翻訳), 大園 享司 (翻訳)
価格: 2,625
出版社: 京都大学学術出版会 (2011/06)
ISBN-10: 4876985561
ISBN-13: 978-4876985562

*******Amazonから引用*******

内容説明
 「黴臭い」「茸が生える」などの言葉が持つ暗いイメージの一方で、食品産業や製薬に大きく貢献する菌類は、どんな暮らしをしているのか?生活スタイルに注目しながら、菌類に関する基礎を網羅し、わかりやすく解説する。菌学、微生物学、生理学、植物病理学、生態学等の研究者だけでなく、初学者や理科教諭にもお勧めの菌類学の基本書。

内容(「BOOK」データベースより)
 生態系のなりたちや生物の多様性、そして食品産業や製薬に大きく貢献する菌類は、どんな生き物で、どのような暮らしをしているのか?菌糸の生活スタイルに関する基礎を網羅して、豊富な図版によりわかりやすく解説する。菌学、微生物学、生理学、植物病理学、生態学等の研究者はもちろん、初学者や理科教諭、そして菌類に興味を持つすべての人々にお勧めの菌類学の基本テキスト。